2013年5月3日、男鹿岳(三百名山)に登頂。
男鹿岳は、福島県と栃木県境にあり、日本三百名山、栃木百名山に選定されていて、日本海と太平洋を分ける分水嶺に位置している。一般ルートが無く残雪期しか登れない山。
GW後半戦の最初の山として選んだが、油断からか滑落→骨折してしまい。GW後半戦だけでなく、しばらく山を登れなくなる残念な結果となった。。。
一緒に山を計画していた方々には非常に申し訳ないです
<記録>
5/2 13:00倉敷の自宅を出発→山陽道>中国道>名神>北陸道>関越道と高速を走り堀之内PAを降りて南会津に入ろうとするも国道が雪のため通行止め・・・、再度高速道路に乗って会津若松ICより南会津経由で登山口へ。
登山口で仮眠を取って望むつもりが、いつものように準備してすぐに登山のパターンになってしまった。嫌な予感もあったがギリギリの時間(5:30)に到着できたことから登れってことだろうと登山開始。
5/3 6:13栗生沢ゲート登山口→大川峠→栗石山→10:02男鹿岳10:15→栗石山→大川峠→栗生沢ゲート登山口19:24
そのまま車で岡山まで帰るが片道900km(ナビで12時間の計算)、途中で仮眠したり、事故渋滞もあって自宅に到着したのは5/4の14時。SAに立ち寄っても歩く事ができず大変でした。行動食とか水は持ってたので助かりました。
<詳細>
少しでも参考になるように当日の詳細報告します。
5/2 13:00倉敷の自宅を出発→山陽道>中国道>名神>北陸道>関越道と高速を走り堀之内PAを降りて南会津に入ろうとする。計画変更もありバタバタとスタートが予定より遅れてしまう。
徳光PAから日本海に沈む夕日は綺麗でした。
サーファーの方が数名波乗りしてたのはかっこ良かった!
堀之内PAを降りて南会津に入ろうとするも国道が雪のため通行止め(マジか!)
男鹿岳は、僕に来て欲しくないのか?とも思ったがベストを尽くすことにした(追加で180km)。
再度高速道路に乗って、関越道>北陸道>磐越道と走り会津若松ICより南会津経由で登山口へ。
登山口に通じる県道は通行止めの表示。
しかし車が通行できるように開いていたので、そのまま通行してみる。
5:30 登山口の駐車場に到着(トイレも登山届けのポストもありません)
登山口で仮眠を取って望むつもりが、いつものように準備してすぐに登山のパターンになってしまった。
嫌な予感もあったがギリギリの時間に到着できたことから登れってことだろうと考えた。
6:13 準備を済ませて駐車場を出発。
林道は、荒廃していて崩れている箇所もあります。
昔は栃木県に通じていたそうですが、現在は封鎖され荒れています。
途中で青い綺麗な鳥を見つけました。
こりゃ、幸せの青い鳥かと思ったけど違ったんかなぁ?
道は陥没し、残雪もチラホラしだします。
7:08 林道の中間点となるオーガ沢橋
ここから林道に残雪が多く覆われるようになります。
8:13 大川峠
林道歩きはここまで(8km)ですが、ほんと長いですね~
大川峠から尾根を栗石山に向けてのぼり、まずはヤブコギ
そして残雪の中を登っていくが思った以上に順調
高度が上がるにつれ残雪は増える
9:33 栗石山山頂に到着(予定より1時間早かった)
目指す男鹿岳は、この先です
昨日降った雪で木々は白く化粧されてます。
青空も出てきてテンションアップ!
10:02 男鹿岳(三百名山:標高1777m)に到着
360度の眺望とは言えませんが山頂独占。
そりゃ、1日に4~5人しか登らない山だし・・・
天候はもう一つも眺望は楽しめました。
10:15 ちょっとエネルギー補給したので下山しま~す
青空広がり快適に歩けます。
七ヶ岳(三百名山)が目の前に広がり、
ギザギザがカッコイイ♪
この時点では6月に来るぞぉ~って思ってましたが、
残念ながら延期する事になりました(でも絶対来る!)
青空最高!
雪庇を崩さんように歩く
10:28 栗石山を通過
尾根を大川峠に向けてサクサク下る
が・・・
下山中にトレースに沿って下っていくが尾根を1本間違えて下っている事に気づく。
正規の尾根に戻ろうとトラバースしてる時に滑落!
5mほど滑って雪上に枝があったので掴むも体重を支えられず
10:48 さらに5m滑って切株のようなものが出てたので左足でキックして停止。
左足を痛めるも、慌てて背中のピッケルを取り出す。(滑るとやばいな!って思った時に、すぐにピッケル使用しなかったことを反省!)
左足は使えず身動きが取れない・・・
とは言っても、どうにか下山せねばならず、来たルートを戻ろうとする。
ピッケル、右足、左膝の三点確保。数m移動するのも大変。
たまたま、ヘリが飛んでいたが、どこかで遭難者でもでたんだろうか?
手を振ってたら、こっちに来てたのかなぁ?とも思った。
過去の遭難の事例を読んだことがあるが、ルートミスした時の基本は来た道を戻る事。
足を痛めたし、そのまま雪面を下るか?と一瞬頭をよぎるが
少し戻ると、下山中の登山者に会い現在地を確認し自信を持つ。
その人がトラバースしてトレースをつけてくれたので、トレースに左膝を突っ込んで這うように進む。
12:31 なんとか正規のルートに復帰。 (左足じゃキック出来ないので非常に助かった)
ヤブを含む急坂200m程度を3時間かけて下る。
13:47 大川峠までは下山できたが
問題は、ここからの8kmの残雪+凸凹林道。
足の痛みは、ちょっとでも指先に触れたり、足首の角度が変わると痛いものの、
サッカーのインサイドキックのような足の運びには結構耐えれる事が分かった。
残雪の中、痛みに耐えて歩く
林道では、栃木から来られた登山者にも励まされ
残雪がある中転倒したら心配だからと一緒に歩いてくれました。
本当にありがとうございました。
16:38 中間点のオーガ沢橋からは1人で歩いた。
このペースで行けば20時までには駐車場に到着できるよう頑張る。
16:53 陥没地帯は、地獄のようで左足に衝撃がくる度に倒れこむ。。。
18:01 明るいうちに崩落地帯も通過。
あとはどうにか時間をかければ駐車場まで帰れるだろうとホッとする。
18:15 陽は落ちてヘッドライトをつけて林道歩き
当然、僕より後ろに人はいなく寂しく歩き続ける。
そろそろ着いてもいい頃だと、ヘッドライトで遠くを照らすと白い反射物。
19:24 ついに駐車場に到着しました。
骨折した足で8時間30分よく頑張って歩いたと思います!
ライトに反射した白い愛車。白色にして良かったと再認識。
待っててくれてありがとう♪ほっとした瞬間です。
明日、登頂を目指している2組の方が車中泊してるようでした。
怪我をしたのは左足だったので、休日で夜なので病院にも行けないので
車で自宅まで900kmを運転して帰ることにしました。
靴を脱ぐと足を着くこともできず、水と行動食を持っていたので助かりました。
このあと、時間の経過とともに段々と腫れが酷く・・・
5/4 14時に自宅に帰って病院に行くと、みごとに骨折していました。
骨折箇所のレントゲン写真
幸いにも左足の太い骨で、関節部の上の骨。
体重を支えるよりも足首を捻ったりするのに重要な部位らしい。
ここだったから、インサイドキックで歩けたんだと思う。
太い骨がポキッていってると、全然歩けないんだろうなぁ。。。
病院の先生は、「それだけ滑落して他に異常はないのかとビックリしてました」
雪面での滑落は、大したこと無いかと思ってましたが一歩間違えると大事故になると痛感。
現在ギプスしてますが、早ければ1ヶ月~1ヶ月半ほどで骨がつくらしいので、
なるべく早く復帰できるようにベストを尽くそうと思います。
GW期間中でも、1日に4~5人しか登らないマイナーな山。
もし両足骨折してたとしたら、もっと滑落して下まで落ちてたとしたらと考えると、本当に最悪のケースになってたかもしてない。
昨年のGWも白神岳縦走で足首を捻挫した経験があるのに、まったく生かされてないアホさ加減に呆れてしまう。今回の怪我は、①雪山なのでルートチェックを油断したこと、と②危険を感じていたのにピッケルを使用しなかったことの2点だと思います。神様から「エエ加減にせえよ!」との忠告の意味かな?と自分なりに考えています。
でも、怪我をしたのが自分だったことが救いで、もし、一緒に山行していた仲間とかが怪我をした場合は後悔するので、今後の山行にも生かしていこうと思います。
みなさん、くれぐれも山では油断禁物です!
楽しい山行を続けるためにも山では安全第一でお願いします~
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