佐原の山車の大きな人形は、江戸後期から昭和初期にかけて江戸東京で活躍した人形市によって作られてものだそうです。
とてもリアルで巨大。驚くことに木偶(木彫り)の人形です。このような大木偶人形を作れる職人は現在ではいないと言われていてとても貴重な文化財なのだそうです。
大切に大切に、ずっと残していきたいものですね。
夏祭りではありませんが、秋祭りの山車が一台壊れてしまって、もう10年お祭りに参加してないそうです。
桃太郎の山車なのですが…。とても残念です。直せないものでしょうか…。
夏祭りの山車
◆船戸【神武天皇(じんむてんのう)】
◆下仲町【菅原道眞(すがわらみちざね)】
◆上仲町【太田道灌(おおたどうかん)】
◆荒久【経津主命(ふつぬしのみこと)】
◆本川岸【天鈿女命(あめのうずのみこと)】
◆八日市場【鯉】
◆浜宿【武甕槌命(たけみかづちのみこと)】
◆寺宿【金時山姥(きんときやまんば)】
◆仁井宿【鷹】
神武天皇
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150714/23/arissa-snowrabi/71/87/j/o0540096013366219021.jpg?caw=800)
太田道灌
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150714/23/arissa-snowrabi/f6/c1/j/o0540096013366219114.jpg?caw=800)
あれっ?夜は帽子をかぶってない。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150714/23/arissa-snowrabi/31/3f/j/o0540096013366219216.jpg?caw=800)
菅原道眞
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150714/23/arissa-snowrabi/00/90/j/o0540096013366219287.jpg?caw=800)
鯉
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150714/23/arissa-snowrabi/97/66/j/o0540096013366219380.jpg?caw=800)
鷹
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150714/23/arissa-snowrabi/ad/73/j/o0540096013366219451.jpg?caw=800)
天鈿女命
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150714/23/arissa-snowrabi/98/45/j/o0540096013366219537.jpg?caw=800)
夜はちょっと怖い(笑)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150714/23/arissa-snowrabi/a9/99/j/o0540096013366219610.jpg?caw=800)
武甕槌命
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150714/23/arissa-snowrabi/e6/05/j/o0726096013366219688.jpg?caw=800)
探し回ったのですが、全部の山車を見ることはできませんでした。(残念!)
山車の操作(祭り用語)について
曳き廻し(ひきまわし)
山車が運行することを言う。重さ20kgの太くて長い丸太を使ってブレーキや梶操作を行い山車を操る。川沿いの細い道は川沿いの家と山車との距離がすれすれです。家の屋根を壊さないかとヒヤヒヤしました。凄いコントロールです。
『てこ取り10年』と言われるぐらいの熟練技です。
山車乱曳き
山車が各町毎に思い思いのコースを引き回すこと。
山車巡行
山車が整列して曳き廻されること。
年番の引き継ぎがある年に行われるそうです。『年番を組む』とも言うそうです。
通し砂切
朝山車が出発するときと、夜山車が到着した時にのみ演奏される儀式的な曲があり、山車が整列した時に、一台目の山車から順番に『砂切(ざんぎり)』が演奏されること。演奏する囃子連によって違う。
のの字廻し
山車に向かって左前の車輪を軸として筆でのの字を書いたように数回転させるもの。山車は重さ4t、高さ7m。能を舞うようにゆっくり回転させることが上手なのだそうです。
のの字廻しの動画(YouTube)です↓(文字をクリックして下さい)
のの字廻し(動画撮影が下手ですみません)
こちらは角を曲がるときの方向変換動画(YouTube)です。↓(文字をクリックして下さい)
山車の方向変換