那古山(南房総国定公園)と那古寺の案内板
那古寺は真言宗知山派の寺院(板東三十三観音霊場第33番・結願寺)です。
創建は養老元年(717年)、行基が元正天皇の病気平癒を祈るためにこの地を訪れ、海中より得た香木で刻んだ千手観音を安置、祈願したら病が平癒し、天皇の勅により建てられたのが始まりと言われてるそうです。
山門までのアプローチ
仁王門の金剛力士(阿形)
仁王門の金剛力士(吽行)
残念ながら工事中で、多宝塔は見れません。
阿弥陀堂
阿弥陀堂の横に大きな鬼瓦が置かれてました。デザインも独特で素晴らしい!
観音堂(本堂)
本堂の屋根の下壁面に鬼が…。こちらを睨んでます。
調べてみたら『邪鬼』と言うそうです。邪鬼は仏の教えを犯す邪神で、懲らしめられる対象なのだそうです。
ここについている意味合いは、堂の倒壊を防ぐ守り神の意味合いなのだそうです。
仏様から罰として、このお堂を守るように言われたのでしょうか…。
何となく可愛らしく見えました。
本堂正面
柱上部には狛犬が…。
このド派手な水瓶立派ですね!大きさもかなりのもので、私の背丈では背伸びしても中が見れるかどうかのサイズです。
工事中と言うことで、寄付を募ってました。エエッ!お寺のパーツって高い!驚きでした。
(後編に続きます)