イーロンマスクの描く世界像。

仕事はロボット(自動運転自動車を含む)がやればよく、仕事を失う人には、UBI(ベーシックインカムの一種)を与えれば良い。

彼の世界像の8つの視点
1.「自動化によって、ユニバーサル・ベーシックインカムのようなものが実現する可能性はかなり高い。私はそれ以外に何をすればいいのか分からない。そういうことになると思う。人々は他のことやもっと複雑なこと、もっと面白いことをする時間が持てるようになる。余暇の時間は確実に増える」2016年11月4日、CNBC。

2.「最終的にはユニバーサル・ベーシックインカムは実現すると私は思う。それが必要になってくる。ロボットがうまくできない仕事はますます少なくなるだろう。はっきりさせておきたいのは、これらは私がそうなってほしいと願っているわけではなく、おそらく実現すると思っているということだ」2017年2月13日、ドバイで開催された世界政府サミット(World Government Summit)にて。

3.「AIが人間の仕事の大半を奪うようになれば、ユニバーサル・インカムが必要になるだろう。また、仕事を得ても変わらない普遍的なベーシックインカムが必要だと思う。生産性は報われるべきだ」2018年6月15日、6月20日、Xへの投稿。

4.「私はユニバーサル・ベーシックインカムに賛成だ。政府の目標は国民の幸福を最大化することだ。国民一人一人にお金を与えることで、国民は自分のニーズを満たすものを自分で決めることができる。利己的な特別な利益を生み出す法律という強引な手段ではない。景気刺激策を実施するとしたら、消費者への直接支払いだけにするべきだ」2020年7月24日、Xへの投稿。

5.「1400ドルは国民がそのお金の使い道を選べるため、私の意見では(UBIライトは)概ねいいと思うが、しかしそれ以外は国民全体にとって総合的には悪いことがほとんどである」2021年3月6日、Xへの投稿。パンデミック刺激策についてのコメント。

6.「経済の根底にあるものは何だろうか。それは労働力だ。では労働力が不足していないと何が起こるだろうか。だからこそ、私は長期的にはユニバーサル・ベーシックインカムが必要だと考えている」2021年8月、テスラAIデー(Tesla AI Day)にて。

7. 「AIの明るい未来では、ベーシックではなくユニバーサル・ハイインカムが実現するだろう。我々が希少と定義しているもの以外で不足するものはない。そのシナリオでは誰もが望む商品やサービスを手に入れることができる。労働が任意である世界で、我々がどのように意味を見出すのかはあまり明確ではない」2023年12月25日、Xへの投稿。

8. 「いいシナリオでは、おそらく我々は誰も仕事を持たなくなるだろう。誰もが高所得を得られるだろう。商品やサービスに不足はなくなるだろう。コンピューターやロボットが何でもできるようになったら、自分の人生に意味があるのだろうか。私はAIに意味を与えるという意味で人間の役割はまだ残っていると思う」2024年5月23日、フランスのパリで行われた技術展示会 ヴィヴァテック (VivaTech)にて。
」(Business Insider)


https://www.facebook.com/share/p/grZZBctPwUYo4hfA/