欲が少なくなると自分の為にお金を使うことが少なくなります。

欲が少なくなると自分の為にお金を使うことが少なくなります。欲しいものもないし、買いたいものもない。だから、お金も貯まってゆく。

でも、そんな時だから思うのです。自分の為にお金を使わないのだから、家族の為、他人の為に気持ち良く使いたいと思うのです。

私は以前、お金は生活に必要だから、少しでも使わないで貯めたいと思っていました。

だから、家族がこれが欲しいと言った時、口ではいいよと言いながら、心では使いたくないと思っていたのです。

でも、そうやって家族に使うお金を渋ると、それは伝わります。だから、家族も私に遠慮して使わなくなりました。

でも、それって本当は欲しいものがあるのに、それを私は邪魔してきたんだと思うのです。

欲が少なくなった今、自分一人なら生きてゆければいいと思うようになりました。別に欲しいものはないし、好きなことと言ったら、仏法の真理に触れることぐらい。

そんな今だからこそ言える。家族や他人の為に惜しみなくお金を使ってあげたいと思います。

それは際限なく使ってあげるということではありません。家族なら欲しいと思うものを与えたら、満足して、そんなに高いものは欲しくなくなります。

欲しいものを我慢して買ってもらえないから高いものが欲しくなるのです。だから、家族が欲しいというものは気持ち良く買ってあげたいと思います。

そして、心を満たしてあげたいです。

物で幸せになれる訳ではありませんが、必要なものが必要な時に得られる環境は大切だなと思います。

人はそんなに高いものが欲しいとは思いません。甘いものが欲しい時にコンビニで買えるものが少し食べれば満足するし、お腹が空いたら、食事を用意すれば満足します。

心が幸せであれば、自分も家族もそれほどお金を必要としません。だから、欲しいというものは気持ち良く買ってあげたいと思うのです。

お金は自分の為に使うよりも他人の為に使った方が生きる。

大切なことは、お金を使って買ったもので、一緒に楽しく過ごすことだと思います。一緒に過ごすことが楽しければ、そんなに高いものは必要ありません。

だからこそ、幸せな時間を過ごす為にお金を使ってゆきたいし、お金は幸せを生み出す為に使えたらと思います。

幸せな笑顔の為、お金を気持ち良く使えたらと思いました。

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