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さんが、毎日レガシー(後世への遺産)となりそうな言葉(法話で引用したもの)を、寺の前に張り出しており、それを恒常的に投稿されている。寺なので、悟りや救いに導く言葉を広く選んでおられ、その時々の、世の中で踊る数千、数万のフレーズから、ただ一つが選出される。
おそらく(救いや悟りを求める)1000人くらいの人が毎日それを見ている。(フォロワー数が1073で、いいねが、平均で10くらい。)
言葉は普通は、先人や、宗教家、偉人、作家、芸術家の言葉を出すが、この寺は、それに加え、一般人、芸人、タレント、商業音楽歌手、CMのキャッチコピー、ドラマのセリフなどを、委細区別せず同じ土俵で出して(寺の門前に掲示)いる。
なので、よくある歴史的有名人、偉人や作家の言葉は、概ねいいねの数は10程度で、かなりパンチやひねりが効いていて、現代人の共感を得たものが、概ね20程度である。例えば、村上春樹のベストが、20程度である。
どのような言葉が、「超覚寺基準」で30超えのいいねを得ているのか、精査した。(その結果は驚くべきものであった。)
まず、レベル感を確認しよう。(聞いたことのあるような歴史的偉人、宗教家、作家の言葉は、10程度である。)
レベル10:(10−15いいね)
「
『 学問とは…
人間を驕り高ぶらせるもの
じゃなくて、
自分の小ささを
知るためにあるもの。
東京大学 大津高志氏 』
」
『 一度も結婚しないなんて
そんなそつのない人生
送っちゃダメ。
ミュージシャン 井上陽水氏 』
ちなみに、10未満も多い。
「
『 冬があり夏があり
昼と夜があり
晴れた日と 雨の日があって
ひとつの花が咲くように
悲しみも 苦しみもあって
私が私になってゆく
「悲しみの意味」星野富弘氏 』
」
こういうの(陳腐)は概ね10未満。(相田みつをとか、Rad Wimpsとか世界の終わりとか、の流行歌手の歌詞、人気You Tuberとかほとんどそう。
『 他人の物差し
自分のものさし
それぞれ寸法が
ちがうんだな
詩人 相田みつを氏 』
これで、4。
『 過去とか未来のことを考える時間て、
すごくもったいない。
"過去" とか "未来" は言い換えれば
"後悔" と "不安" なんだから。
とにかく今に没頭しろ。
実業家 堀江貴文氏 』
で、5。)
レベル20:
『 僕は決して癒されたりはしない。
なにものによっても、
それは癒されるものではない。
ただ赦されるだけだ。
作家 村上春樹氏 』
これが典型的な20。つまり作文を生業とするプロの文筆家の最高峰が頑張って、20程度である、と言うことだ。
「
『 生きることは、
絶えずわき道に
それていくことだ。
本当はどこに
向かうはずだったのか、
振り返ってみること
さえ許されない。
小説家 カフカ 』
」21
これくらいのレベル感がないと20は出ない。
ところがである。これを超えるスコアを出せるのは、
人種が全く違う。
『 他人と自分を
比較するということは、
無意味な劣等感と
つまらない優越感
しか生まれない。 』
これが28であるが、誰だと思う?
歌手 郷ひろみ氏 である。
『「この人と幸せになる」
と思って
結婚するんじゃなくて、
「この人と一緒だったら
不幸でも構わない」
と思える人と結婚したい。 』
これが24だが、誰だと思う?
タレント 中居正広氏 である。
この辺りはまだしも、
レベル30:
ほとんどない。しかし人種は、同じである。
『 4歳:お母さんは何でも知ってる
14歳:お母さんは何もわかってない
16歳:お母さんなんかいなくてもいい
18歳:お母さんは古すぎる
25歳:お母さんに相談しよう
45歳:お母さんだったらどうするんだろう
85歳:お母さんに相談したかった 』
これが40
「母の事を振り返る」 タレント デーブ・スペクター氏 である。
もちろん、45歳以降は、想像力の賜物である。
『 私は
数学者なんかをして人類に
どういう利益があるのだと
問う人に対しては、
スミレはただスミレのように
咲けばよいのであって、
そのことが春の野にどのような
影響があろうとなかろうと、
スミレのあずかり知らないことだ
と答えて来た。 』
これが30であり、典型的な30のレベルである。
『春宵十話』数学者 岡潔氏。(岡潔氏は、ズバ抜けている。)
レベル40:
「
『 人は何か一つくらい誇れるものを持っている。
何でもいい、それを見つけなさい。
勉強が駄目だったら、運動がある。
両方駄目だったら、君には優しさがある。
夢をもて、目的をもて、やれば出来る。
こんな言葉にだまされるな、何も無くていいんだ。
人は生まれて、生きて死ぬ。
これだけでたいしたもんだ。 』
」
これで41。
視点の重層化は今時の高評価には、必須である。
これは、ビートたけし氏によるもの。
ここを超えていくものは、どう言うものだろうか?
「
『 教えて
やらねば!
育てて
やらねば!
別名パワハラ 』
」
これで、46。
教育、師弟は、新たな価値環境に直面している。
レベル50:
《写真》悟り、祈り、救いの トップ3。
と言うことで、これ(上、リリーフランキー)が61である。
悟りとか救い、それ自体が、
新しい価値環境に直面している。
ともあれこれが、救いと悟りのトップ3だ。
やはりどんな人の言葉もお釈迦様には敵わない。
(どんな悩みも懊悩も相剋も、一瞬で吹き飛ぶ。)
*お釈迦様の真髄:
この逸話は、
「パティソータガーミン(世の流れに逆らうもの)」
の真髄として知られる。
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