Nvidia どこまで行くの?

2030で4兆9千億ドルまで行くでしょう。(現状のPEG ratio (過去5年)が継続(これから5年)と仮定(現実には、5年でCUDAを逆転するのは実質不可能ですから、それよりも伸びるでしょう)。Nvidiaは、GPUなど(自分では)作っていませんよ(基本優良企業はFabless))

2030というのは、先日のマイクロソフトのブチ上げがキックオフだとして、やっとホワイトカラーが、道半ばといったところですが、ホンモノ(現実世界を中心としたOmniverse)は、その先です。

現在、時価総額世界ランクを見ると、トップ20社のうち、アメリカ以外は、4社しかありません。中国1(テンセントですね)、UAE1(サウジアラムコですね)、台湾1(TSMCですね)、デンマーク1です。(トヨタは30位です。)

3社は業種は自明ですが、このデンマークの企業は、どの業種でしょうか。

要するに、ポストLLMの本格展開対象の業種は、これだけしか入っていないのです。(ちなみにこれは、ファーマです。現実世界の入り口は、機能分子設計であり、創薬、材料などがその入り口となります。)

逆に言えば、Nvidiaはともあれ(Pytorch, ケラス(Tensor Flow)は、CUDAの上で走っており、これがしばらくは基幹となります。つまりは、マイクロソフト(Azure, Git Hub)、アマゾン(AWS)に加え、メタ、グーグルも生き延びるでしょう。これらは、既定プラットフォームであり、入れ替わるには、10年以上(何よりとんでもな資本)かかります。)、実力は、1/20も見えていないのが現状です。もちろんこれ(業種展開)に加え、圧倒的なのは、非英語圏マーケット(BRICSのその先、イスラム世界、インド、もちろん圧倒的にアジア)が入ってきます。基軸通貨も今のままではないでしょうし、全く違うライフスタイルが構成されます。EVの爆発は、サイバートラックのような2.5トンで車幅240cmの車ではなく、日本が売りまくっている、軽自動車(EU、インド)や、軽トラ(アメリカ)、バイク(10兆円投資を宣言したホンダ)が、まずは、展開すると見るのが、妥当でしょう。(インドの現状とかきちんと見た方がいいです。結局モバイルマーケットも、ケニア(サファリコム)で転換され、インドに広がり、楽天やLINEなどが模倣しているのは、ケニアモデルです。)

言語依存しないということがどれほどすごいことなのか。
英語も、プログラムも、数学も(どれも言語のうちの一つです)いらない、と言われて、最も影響(恩恵しかありません)を受けるのは、それがあまり得意でない人たちです。(かといってそれらが不要になるわけでは全くありません。)

もちろん日本は、最も大きな影響を受けます。(伸び代は先進国中では圧倒的一位。やるとやらないでは伸び率が3倍以上違う(0.8-2.7)唯一の先進国。)

*PEG:
企業の中期的な利益成長率を加味して株価の水準を測る指標。「Price Earnings Growth Ratio」の略。予想株価収益率(PER)を一株当たりの予想利益成長率で割って算出。

《写真》現在のトップ3。(単位はUSD)
Appleが、この座をキープするのは難しいのでしょうか。
先日EV開発中止を宣言しましたが、それで(数十兆円規模の投資を放棄)何をやるのでしょうね。そこにポストLLMの震源地が広がります。


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