5代目で異常のピークを迎えるという論文の真実

放射能の影響を受けた後に次の世代を産んでいった時、どのくらい異常があるのかを調べた報告があるのを知っていますか?
2011年の原発事故後、3年間に渡ってヤマトシジミという蝶の調査をした琉球大学の論文が『BMC Evolutionary Biology』誌に掲載されています。
放射能汚染が生物にどのように影響するかを探るため、一世代が約1ヵ月と早いサイクルで生息するヤマトシジミの変化を調査。
福島県の福島市、本宮市、広野町、いわき市、茨城県の高荻市、水戸市、つくば市という7地点で、春秋2回×3年間行ったといいます。
知識のない人は、「放射能の影響をもっとも受けるのは当事者である一世代目なのでは?」と考えるかもしれません。
あるいは「放射能の影響を受けた親から生まれた二世代目の子どもたちが危ない」と想像することもあるでしょう。
ところがヤマトシジミの研究では、五世代目と七世代目で異常率のレベルがピークに達していることがわかりました。
遺伝子編成が濃縮されていくと、ずいぶん後の世代になっても異常が発生するということです。

ちなみに、安倍元首相は2013年、東京オリンピックを招致する際の演説で、「汚染水による影響は完全にブロックされている」という大ウソをついています。
日本人の多くはこれをウソだと気づいていないのか、あるいは知っていても自分には関係ないと思ってやり過ごしているのか。
いずれにしても今の日本の政治家とメディアは、日本の将来を担うことを託されている子どもを犠牲にしてまで、自分たちが儲けることを考えている守銭奴であることには間違いありません。
もちろん、先ほどの研究はヤマトシジミのものですので、人間の場合の生物の世代時間や適応進化を考慮に入れることも重要です。
ですが、2011年に原発が爆発してしまった以上、日本人にとっても放射能の影響は避けることはできません。
チェルノブイリにおいても二世代目より三世代目のほうが病気が増えていることが分かっています。
今後も放射能に関する医療被害が増えていくのは当然のことだといえます。

<2025年日本滅亡説より抜粋>

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