【今日のよしりん弁当】へぎ蕎麦、薬味は、茗荷の日光醤油のたまり漬け、九条ネギ、茗荷、そしてメザシの弁当です。みなさん、へぎ蕎麦をしっていますか?へぎ蕎麦とは新潟県の魚沼地方発祥の蕎麦。つなぎに小麦粉などではなく、布海苔(ふのり)という海藻を使った蕎麦のことです。布海苔は紅藻類の一つで、食品としてもちろんそのまま食べられるだけでなく、水を加えて煮溶かし濾過した液を織物や陶器などの接着用の糊としても使用されています。

 布海苔の産地は三陸や高知ですが、新潟魚沼地方はもともと織物業が発達しており、糸の糊づけとして使われていたフノリをそばの繋ぎに使ったと言われています。

 つなぎに使う小麦粉が手に入りにくかったので、より身近なフノリで作って手軽に食べられるようにしたのです。

 布海苔を入れることで歯ごたえが増し、喉越しの良いそばになります。磯の香りが強いのも布海苔によるものです。
へぎ蕎麦の栄養学的な特徴は、低GI食品である、ということです。

 GIとはグリセミック・インデックスの略で、食後の血糖値上昇を表す指標です。

 GI値が高いと食後の血糖値を上げやすい食品であり、血糖のコントロールを乱したり、身体へ脂肪を溜めやすく肥満になりやすいいのです。

 そばはご飯やパン、うどんなどの主食の中でGI値が低いことが特徴です。

 へぎ蕎麦はつなぎに低GIの海藻を使用しており、通常の小麦をつなぎとして使用しているそばよりもさらにGI値が低くなっているのでとても健康によいのです。


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