(一部抜粋)
この題名は2007年12月31日に徳間書店から出版された私のベストセラー著書のタイトルである。

「黄金の波に乗れ!」と書いたが、長きに渡り停滞を続けて来た日本が今や再起しようとしている姿を克明に描いた。
10年以上続いてきた日米間の資金の流れが逆転しようとしている。
日本は外需依存から内需依存に変わった。
デフレ体質の需給ギャップも変わろうとしている。
30年間ぶりに賃上げが行われ、賃上げ継続を目指し官民が模索している。
「またもや」とは何時か?
東京の山手線内側の地価でアメリカ全土が買えると言われた1989年末日経平均が史上最高値38,915円を付けた時代である。
2024年になってニッケイは最高値を突破、二番目の史上最高値41,087円を3月22日に付けた。
30年間動かなかったGDP、株価、賃金、物価が何時になく力強く動き出した。
不況の引き潮が終わり、再び黄金の満ち潮が日本に向かって来る!
待ちに待った繁栄の満ち潮である。
「波に乗って巧みに泳げ」(増田家の家訓)の時が来たのである。

本書は、あらゆる角度と背景から日本の今と明日を正確に分析した。
「小冊子Vol.140」は今日と明日の日本を知る為の必読書である。