🟨②幸せになれないのは何故か？【多くの人は優越感が幸せだと思っている・幸せとは安心と満足】〖平成仏教塾〗【令和5年04月15日】
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【質問②】
世の中に便利なものが出来ても幸せになれないのは、どうしてか？
【回答②】
先ず私達にとって、幸せとは何か？
それは、優越感です。この世のあらゆるものは、優越感を味わうように出来ている。
【chatGPT】が生まれた。
優越感は幸せ、劣等感は苦しみ。優越感は、必ず劣等感を生み出す。
どんなに、この世が便利になったとしても、便利さと幸せとは、関係がない。
優越感が幸せだと思っている限り、絶対に私達は幸せになれない。
自分は、どんどん成長していく優越感がある？
それは限り、限界がある。
例えば、小さい頃に神童といわれた天才児だとすると、そういう人が集まる学校にいくと、ただの人になる。普通になる。
みんなと比べて、たいしたことがない人になる。
優越感を得るには、人を見下すことによって得られる。得るために必ず人を悪く見るようになる。
優越感を得るために、人を悪く見るようになる。どんなに人にいいところがあったとしても、悪くみてしまう。なぜか？
それは、人のいいところを見たら、自分は劣等感を味わうからです。自分が苦しみたくないから、人の悪いところを見る。
自分が神童と言われていた時は、頑張る。
もう学校に行くのが怖い、という。みんな凄すぎる。優越感が幸せだと思っている人は、人を見下して、優越感を保とうとする。そして苦しむ。
優越感の幸せは、必ず苦しみを生み出す。岡崎高校に行くと、上を見ると凄い人だらけになる。そうすると苦しむ。
どんなに物が豊かになっても同じ。
優越感が幸せだ、という発想をやめなければならない。
なぜ優越感が幸せになるのか？
優越感には、大小がある。強い人と、弱い人とがある。
何で優越感に浸るのか？優越感が幸せだと思うのか？
如何に頑張らずに、上にあがれるかを考える。
仏教には、幸せには、安心と満足とがある。
安心とは、人から認めてもらうこと。認めてもらうとは、別に努力をしなくても認めてもらえる。
優越感の人は、頑張らなければ、自分は認めてもらえないと思っている。
安心感の最高は、何にもしなくても認めてもらうこと。
優越感が幸せだと、間違っているのは、価値がなければ、認めてもらえないと思う。
頑張らなくても、ここにいてもいいんだよ。
頑張りたくないから、人を見下げる。価値が自分にあるから、認めてもらおうとする。
頑張らなければ、認めてもらえないと思っている。
一言で、人に認めてほしい、といえるかどうか。
自分には何にもなくても、認めて！といえる。迷惑をかけても、自分から、認めてほしい！と言う勇気があるかどうか。
優越感の強い人は、言う勇気がない。ひたすら人から、誉めてもらうことを待っている。「私のことを見捨てないでね」と勇気を持って言えれば、いい。
認めてくれる人に勇気をもって、「ここに居てもいいの？認めてよ」と言うだけ。
そうすると「もちろんだよ」といってくれる。そのように言われると、優越感なんで、どうでもよくなる。
背伸びをした自分を認められても、安心が出来ない。
「自分は何もないけど、自分に何もいいところはなくても、認めて！」と勇気を出して、言えるかどうか。
認めてもらうことによって、安心する。幸せを得られる。
みんな声をかけられることを待っている。かけられる範囲をちょっとずつ、広げていく。
こんな取り柄がない自分が怖い。「こんな自分でいいの」となる。
私のことを見捨てない人がいると、心から、安心出来て、優越感がなくなる。
この世は頑張って、頑張らなければ、認めないという風潮がある。
そうやって苦しむ。やがて行き詰まる。そして人を見下す。自分が価値のあるところに立って、安心しようとする。必ず行き詰まる時がくる。
自分には、何もない。今まではこんな価値があるから、と思っていた。
自分はダメだけど、ここにいてもいいの？勇気を出して聞く。
いてもいいよ、といってもらう。自分の考え方を変えていく。
【終了】
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