よく自分のできない所を見ては、自分なんかダメな人間なんだと思う人がいますが、そういう人ほど、ダメだと言いながら、自分の中には失敗なんかしない完璧な自分がいます。

完璧な自分という所に立っているから、ちょっとできないだけで、こんな自分はダメなんだと否定するのです。

じゃあ、なぜ完璧な自分という所に立っているのか。それは完璧でなければ、まわりの人から見捨てられると思っているからです。

自分にできない所があると見捨てられる。だから、できる人間でなければならないという所に立ってしまうのです。

だから、できなくても、受け入れてくれる人がいたならば、段々、自分ができなくても否定することがなくなり、できる所に立つことも無くなってくるのです。

できないと否定するのは、できる所に立っているから。そして、できる所に立っているのは、そこに立たなければならない理由があるから。

人はできなくても見捨てられない安心した心になりたいのですね。


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