医療費を大幅削減する唯一の方法

これもこの国では実現不可能と思っていますが、私が思う医療費を大幅削減する唯一の方法について述べておきます。
既存の理論はすべて破綻しているのでもう述べません。
私は医原病や薬害の専門家なのでその観点で述べます。
拙著「医学不要論」にも書いていますが、この世界で最も多い病気とは癌でも血管疾患でもなく医原病なのです。
詳細は割愛しますがこれをシステムに取り込むことが、医療費大幅削減には必須となります。

そこで私が提唱しているのが医療裁判の在り方を逆にするということです。
どういうことかというと、日本の医療裁判はなにかしら問題が起こったとき、本人や遺族が医療ミスであったり医原病であったりを証明しなければいけません。

医学の世界では医師は裁量権だけでなく、○○の問題は病気で起こった、○○の病気は偶然だったと言ってしまえば、どんな医原病も医療ミスもごまかすことができるシステムになっています。
これが製薬会社の肥大化と巨大は医学利権を産み出してきました。
医療関係者はそのコマとしてごまかし続けるしかなくなっているのです。

私は医療裁判の意見書や出廷を何度も経験させてもらいましたが、医療界にたてつく私への攻撃や誹謗中傷は裁判でも相当のものです。
素人が考えてもこのクスリを飲んだから、打ったから死んだんじゃないのか?こんなにひどくなったんじゃないのかと思っても、それさえ会話が通じない世界なのです。

そんな私だからこそ言えると思っていますが、これは前述のシステムが問題の根幹です。
これを逆にするとは、「問題が起こったとき、素人が医学的に医療ミスや医原病だと証明するのではなく、専門家である医者や病院や製薬会社が、医原病や医療ミスではないと証明する」ように医療裁判システムを変えるということです。
そして付け加えるとすれば、裁判官の中に医療裁判の専門家を複数人作ることです。
無理なのはわかって書いていますが、もし実現できたらすべてが変わるでしょう。

このシステムになるとなぜ医療費が激減するかというと、危険性が高いクスリを投与する、不必要な治療を軽い病気に行う、副作用の説明をきっちりしない、死亡リスクの説明をきっちりしない、こともすべて医学側の責任が以前より問われやすくなりますし、患者が悪くなったり死ぬリスクも考慮すると、安易に処方や治療や手術、検査や入院も含めて実践しにくくなるからです。
本当に必要なものだけしょうがないという形で行われるようになるでしょう。
病院や製薬会社側は自分たちで医原病や医療ミスではなかったと証明しなければいけませんから、悪く言うと「メンドクサイ」ことこの上ありません。
圧倒的なまでに現在の過剰医療は減少することとなるでしょう。
医療界はそれだけで大改革を迫られ、医療界から逃げていく人も多数出ることになるでしょう。
でもそのほうが無駄な医療が減って死人も減りますし、救急に集約化しやすくなるでしょう。

ま、実現されるとは思えませんが(笑)。

<2025年日本滅亡説より抜粋>

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