使い捨ての世の中にあって、一つのものを大事に使い、長く使ってゆく社会に憧れます。

物が余りない時代は、一つの物でも高価であったので、みんな一つの物を大事に使い、親から子へと引き継いでいました。

それが時代は流れ、物が豊富になり、何でも簡単に手に入るようになると、物を大事にする文化は廃れ、本当に使うかどうか考えることなく欲しいだけで買うようになりました。

でも、欲しいものは何でも手に入る時代になったけど、その反面、大事なものも失ってしまったように感じます。

それが一つの物を大事に使うことです。

仏法では、どんなにお金があって、欲しいものは何でも買えてもそれで幸せになれる訳では無いと教えられます。

それは幸せとは、手に入れたものをどう扱うかで決まるからです。

だから、物が少ない時の方が、一つの物を大切に使っていたことを考えると、今よりも昔の方が心は幸せだったんじゃないかなと思うのです。

どんなにお金があっても、今あるものを大事にすることができたらいいなと思うのですが、なかなか難しいものですね。

心豊かに生きてゆきたいものです。

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