腰痛とマグネシウム

「若さを保つ栄養メソッド」より

先ほど紹介した、肩と腕の痛みに悩んでいた男性編集者から質問がありました。マグネシウムは腰痛にも効果があるのですか、と。この方はぎっくり腰を3度経験されており、過度のデスクワークがつづいて疲れると、今でもぎっくり腰の予兆のようなもの(わずかな痛み)が生じるのだそうです。これまで予兆が生じた際は、しきりに腰のストレッチをおこなっていたそうですが、一度予兆が生じてしまうと、なかなか治らないといいます。
そのため肩と腕に塩化マグネシウムを擦り込むついでに、腰にも擦り込んでみると、腰痛の予兆が消えたそうです。そのため今でも腰に違和感を覚えた際は、肩と腕のついでに腰にも塩化マグネシウムを擦り込んでいるそうです。
これも肩関節石灰沈着症(肩の強い痛み)に対する効果と同じでしょう。
慢性疼痛の原因は、異所性カルシウム沈着による神経圧迫などが原因だと考えられます。塩化マグネシウムの塗布によって痛みが軽減するのは、筋緊張を和らげるためでしょう。
 ただし長期間のマグネシウム不足が原因の異所性カルシウム沈着の解消には、数か月から年単位の時間が必要です。
 そのため当院では、ぎっくり腰や腰痛の方には、B+C+グルタチオン点滴を行っています。B+C+グルタチオン点滴が腰痛に効果があるのは、抗炎症作用・活性酸素除去作用があるためです。
点滴内には、硫酸マグネシウムとカルチコール(グルコン酸カルシウム)が含まれており、これも良い効果をもたらしているのでしょう。

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