【質問】

「今生だけでなく、来世までも続いてゆくもの」に努力するための心がけを教えて下さい。

【回答】

「好きこそものの上手なれ」という諺がありますが、

どんなことでも、それをやることを好きに変えたら、習慣となります。

私たちは「頑張った、頑張った」とよく言いますが、

どんなに頑張っても、途中でやめてしまったものは残りません。

阿頼耶識に「業」として残ることはありません。

たとえ、頑張ってやっている時は、結果となって返ってきたものでも、やめてしまえば、今まで得られていた恩恵もなくなってしまいます。

どうせやるなら、それを好きになる。好きになったら、続けてゆくことが苦痛でなくなります。

そして、呼吸を吸うように、当たり前にやるようになる。

そうなったものが、死後、来世にも業として、残っていきます。

どうせなら、今生だけでなく、
来世までも続いてゆくものに努力したいものです。

その時に大切なことは、それを好きになることです。

まさに「好きこそ、ものの上手なれ」ですね。

『好きなことをやるのと
 やっていることを好きになる、 のでは、大違い。

 好きな人を探す(選ぶ)のと
 一緒にいる人を好きになって
 いくのも、大違い。

 どんな仕事をしていても
 どんな人と一緒にいても
 必要なのは「好きになる力」。

 どんな仕事も一生懸命働くほど
 イヤなことも、沢山経験する。
 どんな人でも、
 ご縁が深まっていくほど
 イヤなところも見えてくる。

 それでも
 感謝することは、沢山あるから、思い出す。

 いいところを探して
 もっと目立つ(引き立つ)ように関わる。そうして
 好き領域を広げ、
 好き感度を磨いて、
 好きになる力を高めていく』


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