国民のしもべ。(主演ゼレンスキー)
Слуга народу:Servant of the People.

51エピソードある。
Netflix (USA)では、3日前から再公開されている。(日本では公開されていないので、ロシア語版しか見られない)

さて、これを、ロシア語→英語サブタイトル→日本語変換し、倍速で見てみた。(音を聞くわけではないのでちょうど良い、一回が24分なので、1日でみられる)

一人の高校教師(歴史)が、ある日、まさに山本太郎の言っているようなこと(既得権者が全てを牛耳っている、国会議員は全てその(オルガリヒ)賄賂漬けだ、大統領(為政者)は国民のしもべであるべきだ)を同僚に口汚く一気にぶちまける。(写真左下。これが最も有名なシーン)

それを一人の生徒が、ビデオに撮影し、インターネットに流す。学校としては大問題(言葉使いが罵倒調)となるが、圧倒的な共感を呼び、全ての生徒が、
「うちの「両親」が、この先生が大統領に立候補すれば、絶対に投票する」と口々に先生に訴える。

やはりウクライナも、供託金が高い。
それを生徒たちが、クラウドファンディングで集め(あっという間に集まる)、かばんに入れて、「先生、これで」と無造作に先生の前に放り投げる。

そして、大統領に当選し(日本ではそうならないのは、大統領選挙がないから。だからキッシー!)そこから全ての改革(オルガリヒの無限賄賂との戦い)が始まる。(写真右下)

この主演男優がゼレンスキーであり、全編の8割を彼の名演技が占める。

これ(このドラマの再公開)は、ゼレンスキーの支持を瞬く間に高めるだろう。

現実にこれで、ゼレンスキーは大統領に当選した。
(このドラマの放映が終了したのは、大統領選の3日前だ)

そしてその結果がこれ(現在進行中)だ。

「政治家は、国民のしもべであるべき。」

これを前面に置き、国民的支持を得た事例が、
歴史的にあり、そのエッセンスが20分でまとめられているので、参考にされたい。(これは歴史的事実である)
https://www.youtube.com/watch?v=0KU7UM3i4qw
ゲッペルスの前口上がすごい。(20分くらいから20分みれば十分)

「国民のしもべ」という同一の概念が、
このような結果に歴史的に行き着くという歴史的事実は、非常に大きなインサイトであると思う。(これ(国民の圧倒的・熱狂的支持)以外ではこうはならない。写真上)

《写真》上:「国民への愛、国民のしもべとなる。」
オリジナルはこれ。
左下:全ては既得権者が、国民から盗んでいるのだ!
これで全国民が共感。

右下:現実に大統領になった(自転車で通勤)。テレビドラマでも、現実でも。そして、今日に至る。(登場人物が全て同じことを言っている。国民のため、未来のため、子どもたちのため。)

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=5058621697564728&id=100002508448098