栄養学について

30品目というウソ、必要栄養素量というウソ、これらをまき散らすことで普遍的な利益が得られるように大衆を洗脳してきたのは、栄養学の間違いからである。前述したように一日三食主義も一つの洗脳である。そして何より便利さばかりを追求し、加工食品を求め続け、大量の食材廃棄を毎日繰り返している市民の責任はだれよりも大きいと言えるだろう。しかし市民は自分たちの罪など認める気はさらさらなく、ただひたすら自己正当化するのみである。

本当に今必要なものは、添加物や農薬などない、普通の栄養素豊富な食べ物であり、さらにいえば産業構造そのものの変化である。日本に土地がない、土地がないというけれど、その割には余っていてそれを耕す存在もいる。本来医療関係者や福祉関係者やその他三次産業の人間など、これほどの数が必要なはずはないのだ。しかし日本人は、土ではなく金と利権に属しているほうが「カッコいい」と洗脳され続けてきた。この著書を見ている人の多くも、農民であったり食そのものを作る人はほとんどいないはずである。有益な食を作る人々に名誉と報酬が渡るようにシステムを変えることなくして、もはや日本が独立するということはないようにさえ思う。その意味では農協などという存在は論外の極致であると断ずることができる。彼らは言い訳と正当化以外何もできない存在だ。

『まごはやさしい』とは食養生の一つの考え方で、日本には昔からあるおなじみの食材ばかりである。そしてまた栄養学的にも理にかなった内容であるといえる。『まごはやさしい』とは大別すれば以下になる。

ま(まめ)=豆類
ご(ごま)=種実類
わ(わかめ)=海藻類
や(やさい)=緑黄色野菜、淡色野菜、根菜
さ(さかな)=魚介類
し(しいたけ)=きのこ類
い(いも)=いも類

肉については常に賛否両論があるので○ページを参照していただきたい。私個人と付け加えるなら、豆類は発酵モノを食べること、ゴマと海藻は特に重視して食べることを推奨している(海藻も放射能が心配だが)。キノコについてはカビなんぞ食べるのかと昔よく言われたが、人間は本来カビや菌を食べる必要があるのだ。残念ながらこれらの食材のほとんどは、放射能を含めた何らかのものに汚染されているという欠点がある。キノコ類は放射能を吸収しやすく、海産物も垂れ流しの放射能によりかなり汚染されてきていると言えよう。

<医者いらずの食べ方より抜粋>

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