【子供が新型コロナウイルス感染しても重症化しない理由、natureに慈恵医大の先生が投稿しました。】

小児へのワクチン接種など、バカげています。小児が新型コロナウイルスに感染しても重症化しない理由を慈恵医大の先生がnatureに投稿しました。

新型コロナウイルスに感染した子供と成人の検体を健常者と比較したところ、以下のような免疫応答の違いがあることがわかりました。

1. 小児の免疫系は成人が「獲得免疫」が優位なのに対し、「自然免疫」が優位である

2. 健康な小児の気道はすでにインターフェロン活性化状態にあり、感染後速やかにウイルスの増殖を制限できる

3. 小児新型コロナでは血液中の細胞傷害性免疫細胞の反応が成人に比して軽度である

これらの免疫応答の違いにより、小児は重症化しないのです。

論文の内容は、
小児の免疫系は成人が「獲得免疫」が優位なのに対し、「自然免疫」が優位であること

健康な小児の気道はすでにインターフェロン活性化状態にあり、感染後速やかにウイルスの増殖を制限できること

小児新型コロナでは血液中の細胞傷害性免疫細胞の反応が成人に比して軽度であること

小児と成人では免疫系のバランスが異なっており、小児では自然免疫が優位であるため、危険なウイルスや細菌を自動的に認識する能力が高く、血液中では未知の病原体に適応できるナイーブなB細胞やT細胞の活性化が見られたという。

一方、成人はより適応的な獲得免疫が優位であるため、過去の病原体への曝露によって記憶されたメモリーB細胞やT細胞の無数のレパートリーを元に、再度の感染に迅速に対応できるようになっているという。成人の免疫系でも自然免疫は機能しているが、小児の方が、より高度に活性化されていることが示されたとする。

また、ウイルスに対する生体の主要な防御機構として、抗ウイルス活性を持つタンパク質で、免疫細胞を活性化することでウイルスの増殖抑制や感染細胞の除去に中心的な役割を果たすインターフェロンがあるが、健康な小児の気道においては、免疫細胞がすでにインターフェロンにより活性化されており、感染早期にさらに高度に活性化されることが確認されており、このことが鼻腔などの初期感染巣でウイルスの増殖を早期に制限するのに役立つことが考えられるとする一方で、成人の気道では自然免疫の立ち上がりが遅いため、ウイルスが体内の他部位に拡散しやすく、感染の制御がより困難となりやすいことがわかったとする。

さらに、成人の血液中には、ウイルスに感染した自己の細胞を除去する機能を有する、さまざまな種類の細胞障害性免疫細胞が高度に認められたが、長期に活性化状態が続くと、臓器障害が引き起こされることがあるとされている。小児の新型コロナ感染患者では血液中の細胞傷害性免疫細胞の反応は成人と比べて軽度であることが確かめられたという。

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