子どもに甘いものをとらせること

子どもに甘いものを与えてはいけません。おそらくこれが最も親たちにとっては難しいものであり、親たちが最も洗脳されている事柄でしょう。甘いものを与えてはいけないのは、砂糖や甘味料が体に悪いという意味も込められていますが、溺愛することによって結局はいい加減な大人になるということを暗示しています。かわいいかわいいといってジュースを与え、アイスクリームを与え、ラーメンを与え、お菓子を与え、その結果精神はただ甘えるだけになります。その結果自立した大人になることを強力に阻害します。ごく簡単にいっても虫歯になる一番の原因は甘いものであり砂糖です。

苦いもの、辛いもの、すっぱいもの、塩辛いもの、これらを子どもに与えるように工夫する必要があります。甘いものは食べてはいけないのではなく、自然の甘さが分かるものを少量食べさせるようにすることが重要です。本来それこそが親の食に対する子どもへの指導であり、日本人のほぼすべてがこの食育の行為を忘れています。日本人は洋食の日が増えていますが、洋食であってもこれは適応することが可能なのです。

幼少期から野菜や海草は食べさせる工夫が必要です。これらはほとんどが甘くないですし、逆にいえば昔の根菜などは自然の甘みを感じることができました。また食べ物を残すことに対しても厳しく指導してください。これは食育の原点中の原点であり「いただきます」の意味に通じることです。安易に白米を食べさせず少しでも玄米を混ぜるよう努力してください。玄米は間接糖主体であり、白米は生成された直接糖になります。白米のほうが明らかに体にはよくないのです。

砂糖は数ある食品の中でも最強に近い毒であり、もともと人間の体は砂糖を直接取るようには出来ていないことを理解する必要があります。糖は糖化を促進し活性酸素を生み出し過酸化を誘導、さらに糖化が進むと体内ではAGE(糖化最終生成物)が生成され弊害が生じてきます。ほかにも糖分は様々な病気をもたらしますがその甘さゆえに多くの人を病気にさせてきました。16世紀当時の砂糖というものは金と同等の価値を持つ非常に貴重な品物でしたが、それだけ依存性があったということなのでしょう。西洋の貴族は砂糖好きであったがゆえに一様に虫歯だらけであったことが伝えられています。また子どもが精神的におかしくなることの一つに、砂糖や甘いものを与えていることが挙げられます。白砂糖はミネラルが皆無であり、代謝の過程で体内のミネラル、特にカルシウムやビタミンなどを使ってしまいますが、厳密に述べればすべての糖は使用すべきではありません。三温糖、黒砂糖、てんさい糖、なども同じなのです。

<子供を守るためにより抜粋>

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