日本を愛する元ソビエト外交官からの生情報、第22 弾! (文字起こし版)

今回は、よりリアルに現状をお伝えするために1時10分に及ぶインタビューを文字起こししました。
2週間前までコロナ騒動一色であった世界が、今はウクライナ紛争一色です。
プーチンの暴挙は誰もが正当化できませんが、事象を多角的・俯瞰的に捉えることは、次なるショックに備えるなり得ると思い、文字起こしをしました。

タイトル: 
ウクライナ紛争は、エゼキレル書38章の導火線となるのか?

(あぶ)心配で電話しました。ウクライナ情勢についても聞きたい。

(先生)ずっと前から燻っていたので(軍事侵攻は)当然のこと。2014年のクーデター時に、すぐにオデッサまで行かなければならなかったが、政府はその時は勇気がなかったと思う。その際にはクリミア半島を取りましたが、そこには2万人のロシアの兵士がいたので、プラス、ウクライナの軍隊は同じ2万人ぐらいがロシアの軍隊に入りましたので、全部で4万人ぐらいいた。その兵力があればオデッサを獲ることは易かったと思います。
 当時の政府が躊躇したのは軍事的、経済的にまだ力がなかったのかもしれないです。今は軍事的、政治的、またロシアの一般市民がこれを支持していますので。

(あぶ)日本のメディアでは逆のことが言われていますが、ロシアの一般の人たちは今回のウクライナ侵攻を支持されているんですか。

(先生)少なくとも90%ぐらい支持しています。その理由としては、ウクライナはNATOを招いてその軍事基地をたくさん作りました。またバイオテクノロジーの軍事基地が15ヶ所あって、そこでバイオ兵器を作っています。ウクライナ人とロシア人は同じ人種、民族ですから、血液も同じですね。だからウクライナ人のDNAを使ってロシア人に対するバイオ兵器を作ろうとしました。これまで13ヶ所だったものを、この3月に2つの研究所を作ろうとしました。実験場ですね。一つはキエフあたりに作ろうとしました。今回軍隊が入らなければ、15ヶ所に拡大される可能性がありました。
 アメリカが、ウクライナの黒海沿岸に海軍の基地を二つ作りました。ロシアは今回、この2つの軍事基地を破壊しました。一つはウチャーコフという黒海の港。もう一つはベルジャンスク。これも黒海の右岸です。またほとんどの制空施設を破壊しました。ロシアの国境線からポーランドの国境線まで、軍隊が使っていた飛行場や軍事施設のほとんどは破壊されています。

(あぶ)そうしたことはロシアの知識人は皆知っているんですか。

(先生)知っています。知識人は残念なことにヨーロッパやアメリカに自分の別荘を持っています。だから(感覚的、心情的?)西側です。でもいま、敵の側に立つと裏切りとされますので、本当に国を裏切ったら、20年刑務所に行かなければならない。今は戦時ですから。だから知識人はこれから、実際に戦争反対は表明はできないと思います。
 でも、本当の意味の戦争です。ウクライナとの戦争ではない。これはアメリカとの戦争。ウクライナの領土で行われている、アメリカとのまたはNATOとの戦争。

(あぶ)これはディープステートと呼ばれる国際金融資本との戦いということでいいんでしょうか。

(先生)アメリカはウクライナに軍事紛争をやるように仕向けてきました。NATO諸国の統一をもっと強化するために軍事紛争が必要だったんじゃないですか、アメリカには。

(あぶ)アメリカはジョージ・ソロスなどを通してオリガルヒを育ててきました、アブラモビッチとかベレゾフスキーとかホドルコフスキーとか。それらが皆プーチン大統領になってから、逮捕されて刑務所に入ったりしました。アメリカはロシアを乗っ取ろうとしたけどプーチンのおかげで大失敗になってしまったので。

(先生)それはそうです。アメリカは弱くなってきてますので、ヨーロッパと統一しなければならないと思っていて、ロシアとウクライナの紛争はそれに一役買うと初めから思っていたんですね。
 ロシアはキエフのクーデター後、8年間我慢していたんですね。それが最終的に我慢できなくなったのはなぜでしょう。ウクライナ東部のドンバス地方に住んでいるロシア人は毎日毎日ウクライナの軍隊によって殺されていますので。全部で亡くなった人は1万5000人です。これは大きいですよ。キエフの今の政策はナチス党ですね。ロシア語を全面禁止にしてロシアの文化を破壊して、歴史的な役割を改悪し、またロシア人を殺すことだったんですね。だからロシアはロシア人が8割ぐらいを占めますから、ウクライナのこういう政策は我慢できなくなりました。一般市民は「プーチンはなぜウクライナのナチズムを攻撃しないんだ」と不満を募らせて声にしていたんですよ。一般的に。「プーチンは親ウクライナ派」とまでいうようになったんですよ。だからウクライナを攻撃しないと大統領としての支持率が急落する可能性が大きかったんです。この国民の声を聞いてプーチンも決断したんです。

(あぶ)今の話ですと、プーチンはDSと戦っていて、ロシア人同胞やウクライナ人の犠牲者も残念ながら出るでしょうけど、経済的制裁があるにしても、それより優先して成し遂げたいことは。いわゆる今回の紛争でプーチンがゴールにしているのはどういうところにありますか。

(先生)ウクライナ市民ではなく、ウクライナの軍事施設を破壊すること。ウクライナのナチズムを破壊すること。ウクライナの市民には関係ないですよ。だから今の攻撃は100%軍事施設ですよ。ウクライナ人はロシア人と同じだから、殺さないですよ。
 ウクライナ軍の兵士たちは白い旗をあげてロシアの方に行きましたら、ウクライナの兵士たちを尊敬して最もいい扱いを彼らのためにしなければならない、という総司令官の指令があります。

(あぶ)なるほど。今回、ドネツクだけじゃなくキエフやハリコフに攻め込んだのは、ウクライナの軍事施設をスピーディーに破壊することが目的だったということですね。

(先生)そうです。また、ウクライナに新しい政権を作ることです。親ロシア政権、あるいは中立、ニュートラルな政権ですね。残念なことにゼレンスキー大統領は最近、ウクライナは核兵器を作りたい、と明言しましたので、今の軍事紛争のもう一つの口実になったのではないですか。もちろんウクライナ人ですから、原子力発電所もあるし、核爆弾も作る能力もありますので、施設は今でも残っています。ロシアにとってすごく大きな脅威ですから、仕方なかったんです。まず軍事施設を破壊して、ウクライナの原子力発電所をロシア軍の統制化にすることです。ご存じようにチェルノブイリ原発は今、ロシア軍のコントロール下にありますし、もう一つはザパロジエにある一番ヨーロッパに近い原発はロシア軍の統制下に入りました。
 ウクライナのファシストはそのために核爆弾を作ることができなくなりました。

(あぶ)今回の紛争はEUとかもっと進んでイスラエルとか、拡大していく可能性があるのか、それとも部分的か。

(先生)まずご存知のようにウクライナはEUに入ることはできないですけども、EUの当局ははっきりウクライナ支持を言っています。NATOにもこういう軍事紛争があるので同じく入ることができない。ロシアにとって一番大事なことですよ。また核爆弾をウクライナが作ることができなくなった。軍事施設はほとんどないです。これは大事。多分、ロシア軍はポーランド国境まで行きます。しかしどのようにウクライナが残るかはまだ疑問があります。ご存知のようにドンバスはすでに独立しました。その次はウクライナの南、今ほとんどそのあたりは軍隊がとっています。残っているのはオデッサだけですが、近いうちに獲ると思います。だから南も独立共和国になる可能性がある。これはなんという名前だったかな、ノボロシア、新ロシア。その首都はオデッサかハリコフになるでしょう。今のウクライナの中心部、キエフあたりはウクライナの国として残るかもしれない。西ウクライナは政府は獲らない方がいいと思います。ウクライナのナチズムの中心地ですから。癌のような病気は治すのに長い時間がかかります。だから癌のような病気、ナチズムはヨーロッパに拡大する方がいいんじゃないでしょうか(笑)。ロシアにはナチズムはいらない。
 だから本当の意味で今のロシア軍隊の戦いは、ドイツのナチズムとの戦いによく似ています。まずこれは反ロシア、ナチズム。彼らは、今ロシアと戦っているウクライナのナチズムはお父さんかお母さん、あるいはおじいさんはドイツの軍隊と協力していたので。イデオロギーはナチズム。第二次世界大戦でドイツ軍はロシアに侵攻した時に、ほとんど全てのヨーロッパの国は自国の軍隊を送りました。その時にいわゆる、今のようなEU軍隊、だからこそEUは今のウクライナのナチズムを支持しています。昔も彼らのおじいさんたちは、ナチストたちだったんで、ロシアと戦っていたのです。だから、今のウクライナでの戦いは、ヨーロッパの中のナチズムとの戦いだと思います。

(あぶ)私は望まないけど、バルト3国やポーランドにも広がってしまうかもしれない?

(先生)ロシア政府の人ははっきり言っていますが、バルト3国やポーランドがこの紛争に参加したら、ロシアは攻撃します。ロシアの核兵器はそのために用意している状態にあります。だから西側がロシアに攻撃したら、第三次世界大戦になります。ロシアのない世界はいらない、と何回も言っています。だから最悪の場合は核兵器を使った第三次大戦になります。これは全部、西側に拠ります。ロシアに攻撃したら、ロシアは核兵器で応えます。

(あぶ)聖書のエゼキエル書のようですね。

(先生)そうです。可能性はあります。ロシアは一生懸命核戦争にならないようにしようと努力していますが。

(あぶ)プーチンさんとしては、新しい親ロシアの国を作るというのが一つの落とし所でしょうか。プーチンはどこまでいったら満足しますか。

(先生)ウクライナの軍事施設を全部なくし、ナチズムを一掃すること。ウクライナはNATOに入らないこと。ニュートラルになること。あと2つか3つウクライナの中に国を作ること。ロシアにとって、今NATOはウクライナの領土を使っていますので、将来は完全にこういうことができないように。最終的な目的はベラルーシとウクライナがロシアとの連合を作ることです。3つのスラブ系市民の新しい国になるでしょう。
 今は正式にロシアとベラルーシは連合国です。ここにあと2つか3つのウクライナにできる共和国が入ります。またロシアはオデッサまで行けばモルドバに隣接します。あと、まだ独立していませんがプリニストロヴィア?という地域もあります。モルドヴァの一部のプリニストロヴィアが独立し、南オセチア、またすでに独立している黒海沿岸のアプハジア。ロシアの連合はまた復活するのではないでしょうか。

(大スラブ連合のような)
 スラブだけではない。モルドバはモルドヴィア人、オセチアはオセチア。帝政ロシアのようになるのではないでしょうか。長い目で見ればこういうことじゃないですか。ロシアの資本主義には広い領土が必要ですから、将来は中国まで行くんじゃないですか。中国の経済的力とロシアの軍事的な力を一緒にしたら世界をコントロールするよになるのではないでしょうか。アメリカはこれからもっと弱くなるので。

(あぶ)プーチンはすごい力は持っていますが、そのプーチンさんに支持を出しているような背後からの勢力、宇野先生はロシア地下政府があるとよく言ってたんですけど。私はプリマコフさんが後ろでプーチン大統領誕生を支援していたじゃないかと思いますけど、そういう勢力はあるんですか。

(先生)もちろんありますよ。プーチンの時代が終わったら次のリーダーの候補者がいます。問題ないですよ。例えば国防省の大臣、ショイグ。一般市民は彼を次のリーダーとして考えています。そういう意味で、彼は独裁者ではないでしょう。

(あぶ)スターリンのような独裁者にはならない。

(先生)いえ、一般市民は強いリーダーを必要としています。そういう意味ではスターリンのような強い指導者。だからある人は、プーチンはそんなに強くない、もっと強いリーダーが欲しいとも言います。

(あぶ)プーチンさんをサポートするような組織はあるんですか。

(先生)まず市民の8割ぐらいはプーチンを支持しています。まずナチズムと戦っていますし、ナチズムと戦った経験を持っているロシア人は必ず彼のような人を支持します。だから彼は強い支持率を今の所持っています。

(あぶ)西側では全く逆の伝えられ方しかしていないです。

(先生)もちろん。今は情報戦争ですからそれは仕方ないです。西側のリーダーは本当のことをわかっていますけど、嘘を言いますよ。戦争の時は特にそうです。情報戦だから。今は西側の政治の基盤はまず、ウソです。

(あぶ)プーチンも「嘘の帝国」という言葉を使っていましたね。

(先生)そうですね。ロシアの政府ははっきり、今、本当のことを言っています。私はもちろん、いろんな情報を分析していますので。政府と西側の情報、日本の新聞も毎日読んでいます。私の分析は本当の情報に基づいています。

(あぶ)日本では、ロシアはスイフトを止められると経済危機を乗り越えられないのではないかと言われています。ロシアの企業にとってかなりのダメージがあるのではないかという報道がされていますが。

(先生)もちろんダメージはあると思いますよ。しかし、私も一般市民もこれ(swift排除)を歓迎しています。一般市民はドルとかユーロを持っていないです。誰もスイフトを使っていないです。ロシアのオリガルヒとか政府関係者はこれを使っていますので、西側は今、ロシアに対して非常にいいことをやっています(笑)。
 油屋さんはご自分の目でそのことを確認できると思います。ロシアの将来にすごくプラスになります。ご存知のようにロシアは全ての資源を持っています。石油も天然ガスも。しかしロシアのオリガルヒはこの資源を西側に売って得た外貨を西側に送りました。

(あぶ)そうですね。ロシアに戻さないで。

(先生)今政府はこの流れを停止しました。全ての外貨はロシア国内で使われるようになりました。外貨の流れを完全にストップしました。非常にいいこと。だから全部、得た利益をロシア国内で使うようになりました。これはいいこと。また制裁がありますので西側からいろんなものを入らなくなりますね、ロシア市場に。だから自分で作らなければいけません。だから政府は新しい工場をたくさん作って、ロシア人のためにヨーロッパ商品の代わりに自国生産にして売ります。もちろん半導体工場も新規に2つ、やっています。これからはそのような傾向がもっと強くなります。だから、ロシアにとって今の制裁は、もちろんよろしくないですね。ロシアの一般市民の生活は前よりも悪くなるでしょう。しかし、これは仕方がない。戦争ですから。戦争の時に自分の工場を作って自分のためにしなければならないと、みんな言っています。だから自力でロシアは発展するでしょう。
 またご存知のように中国は助けにきましたよ。これまで西側に輸出していた石油は中国が買うと約束しました。天然ガスも新しいパイプラインを作り始めます、中国へ。先週、パキスタンの大統領がプーチンと会いました、クレムリンで。パキスタンもできればパイプラインが欲しいと言っていた。だからパイプラインはパキスタンとインドへも行きます。
 我々ロシアはヨーロッパ人でもありますけど、ヨーロッパとアジアにも住んでいますので。これからはアジア向けですよ。アジアは発展します。シベリアで今の政府のプランによって、新しい五つの百万人の人口を持つ都市を作る予定です。

(あぶ)シベリアですか。

(先生)シベリアです。だから西側はすごく厳しい措置をとりましたので、ロシアにとっては発展の刺激になります。

(あぶ)話は飛びますが、ゼレンスキーは逮捕、拘束されるでしょうか。

(先生)今日、私は政府と話して、ゼレンスキー大統領を今でもロシアは認めています。彼はもうキエフから西ウクライナに逃げました。もう三日前でしょう。リヴォフという街にいます。アメリカと日本の大使館ももうそこに移っていますし、ウクライナ政府は今、リヴォフにあります。だから今後、アメリカとロシアで交渉があれば、西ウクライナはそのまま残り、ゼレンスキーが大統領になるのではないでしょうか。
 まあ、アメリカにはウクライナは今まで通り必要ですので。ロシアとの戦いに使っていましたので。

(あぶ)特にバイデンがそうでしたよね。

(先生)それはそうです。トランプがいたらこういうことはあり得なかったでしょう。

(あぶ)トランプは今回、プーチンが頭が良すぎるのではなく、アメリカの大統領が馬鹿すぎると発言していましたが。

(先生)そうですね。アメリカの政府も議会も狂っているのではないですか。西側には強いエリートがいませんね。前はメルケルがいたんですが。マクロン大統領に至っては笑い話ですね。ゼレンスキーももちろん、俳優ですから、彼はサーカス(ボリショイか英国の諜報機関か)で働く方がいいんじゃないですか。

(あぶ)さすが先生、ジョークも一流ですね。

(先生)もちろん今のウクライナの中の戦いは非常に激しいですよ。その中で戦死される人もロシアの軍人もいるし、ウクライナの軍人もいます。しかし戦争ですから仕方がない。一番大事なことは、ロシアの軍隊はウクライナの街を破壊しません、アメリカと違って。爆撃しないです。街はほとんど無傷で残ると思いますよ、戦争が終わっても。

(あぶ)先ほどの軍事施設だけですね。バイオ研究施設とか。

(先生)そうです。また原子力発電所。

(あぶ)そのバイオ兵器とはどのようなものですか。

(先生)ウイルスと菌でしょう。今の新型コロナのような兵器です。

(あぶ)ロシア人やウクライナ人の遺伝子を操作するようなものですか。

(先生)そうです。そのバイオ研究所とかは全部、アメリカの国防省、ペンタゴンに所属しています。

(あぶ)DARPA (国防高等研究計画局)ですね。

(先生)全部、アメリカの国防省の施設です。ウクライナ人やロシア人はその中に入らないですよ。アメリカの軍人だけがその中で勤めています。

(あぶ)先生は以前、今回のウクライナ危機が現実になれば、台湾や日本にも影響が及ぶと話されていましたが、最近、十日ぐらい前にもボリス・ジョンソンが同じことを言いましたね。良い悪いは別にして、中国は軍事的行動に出るかもしれませんね。

(先生)そうではない。中国はいいタイミングを見て、侵攻します。今のところは、まだですよ。今年の秋でしょ、中国の全人代は。その時までは、習近平はできるだけ平和的に時間を守らなければいけません。その後、台湾を獲るでしょう。

(あぶ)では秋以降ですね。

(先生)もちろん、これは時期を選んでやりますよ。中国に悪い影響がないように。そのことをロシアは支持するでしょう。

(あぶ)そうすると尖閣諸島も危なくなりますかね。

(先生)それはそうでしょう。中国にはいいチャンスですから。

(あぶ)日本人が本当に目を覚ますいい機会になるかもしれません。

(先生)日本は中国と比べて大きな力はないです。今は平和的な民族で、中国と戦うことはできない。また中国とロシアが一緒になると誰もこの連合と戦うことはできないです。
 ま、ほんとに笑い話ですけど私の娘は最近中国語を勉強しています。そのために古い日本語がわかるためにもどうしても中国語が必要と言っています。これからは中国語ができればいいと思いますよ。将来、油屋さん、中国は経済的にも政治的にも軍事的にも世界一になりますよ。アメリカの時代はもう終わりました。特に、アフガニスタンから撤退し、ウクライナからも自分の軍隊撤退して、これもアメリカの弱さです。また台湾を中国がとったら、アメリカはもう終わり。

(あぶ)中国もイギリスにアヘン戦争を仕掛けられてボロボロにされた。ロシアもロシア革命という名前のユダヤ革命で人類史上初めて共産主義の実験場になって、とても辛い時期を過ごしてきた。これは多分日本人にはわからないですよ。中国にしてもロシアにしても、長年の国際金融資本というかユダヤ資本に恨みというか、すごく耐えてきた。中国も自分に力がない時は、仲良くしましょうと子分のような顔をしてましたけど、力をつけたらそうではないですよね。だから中国もロシアもほんとにディープステートと戦い出してるんじゃないかなという気がします。

(先生)そうです。これはどの国もそうですよ。日本は明治維新からだんだん強くなって、親分の中国に攻撃しました。19世紀の終わり。その次は20世紀の第二次世界大戦。そういう歴史の流れですね。

(あぶ)あと、私の友人でも指摘する人がいるんですが、プーチンさんはDSと戦う一方で、デジタルキャンプというか新しい、要は対立しながらも手を組んでいるんじゃないかと。その可能性はないですか。

(先生)残念なことに全世界はデジタルキャンプに向けて進んでいます。だから最終的に皆どんな政治体制であってもデジタルキャンプに入ります。そのような傾向です。

(あぶ)デジタルキャンプの中でどこが影響力を持つか。

(先生)まず将来は、中国とロシア。デジタルキャンプで一番大きな影響力を持つでしょう。中国はデジタルキャンプほぼ100パーセントできています。

(あぶ)この前、息子に送金している中国の送金屋の社長が「中国では今、街に警察が歩いていませんよ。日本は遅れてますね」というのでどういうことか聞いたら、どこでもビデオカメラがあって、違反をすると。

(先生)すぐ警察が家に来る。今ロシアでも、ほとんど携帯で払いますよ。タクシーを呼んでも、ヤンデックスタクシー。ロシアはもうデジタル世界ですよ。どこでも携帯やカードで支払いをしますね。水道やガス料金も私も家内も全部インターネットを使って支払います。

(あぶ)ウクライナ紛争の後、デジタルキャンプに向かうプロセスとしてリーマンショックやブラックマンデーのような金融危機が起こる可能性は如何ですか。

(先生)多分、2〜3ヶ月後には金融危機があると思いますよ。今、ロシアが経済制裁に遭っていますが、ロシアの政府には頭のいい人がたくさんいますから、必ず反撃します。だからロシアとの関係で金融危機になるでしょう。

(あぶ)またロシアのせいで金融危機になったと。

(先生)そうそうそう。もうそういうシナリオが始まりました。ロシアも影響力がありますから金融の世界に。

(あぶ)プーチンさんが国際金融資本について公の場で批判するようなことは。今までの歴史で、ウクライナに新米政権を作ったり、アメリカ軍を送り込んだりというのは、全て国際金融資本がやってきたことだと思いますが、それを名指しでプーチンがふざけんなと発表するようなことは今後、起きると思いますか。

(先生)うーん、まあどうなるかまだわかりませんよ。プーチンは公にしないから。彼は長い目で見て戦略をとりますので。クリミア半島をとった時も素早かったでしょう。誰もわからなかった。CIAも全然わからなかった。彼はいろんな金融の世界には地下の装置を通るでしょう?。彼の側に立つ人もアメリカやヨーロッパにもいますよ。全世界の金融に大きな打撃になるでしょう。

(あぶ)長時間ありがとうございました。また動きがあったらよろしくお願いします。

追伸:
元ソビエト外交官が語る「ロシア−ユダヤ闘争史」の全貌
http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhb500.html
ロシアの本当の歴史を理解するためには、まずは上記のサイトを一読することをお勧めします。

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