ラウンドアップ
 
いわゆるラウンドアップは、1970年にアメリカ企業のモンサント社が開発した除草剤(農薬の一種)です。
そして遺伝子操作により分子育種されたラウンドアップに耐性を有する作物(遺伝子組み換え作物)が主流として育てられており、それが「遺伝子組み換え食品」なわけです。
ラウンドアップに耐性を有する遺伝子組み換え作物はラウンドアップレディーと総称され、ダイズ、トウモロコシ、ナタネ、ワタ、テンサイ、アルファルファが栽培されています。
つまりラウンドアップと遺伝子組み換え作物はセット商品なんですね。
 
ラウンドアップにはあらゆる植物の成長に必要なアミノ酸生成をストップさせてしまう作用があります。
よーするに相手構わず枯らしてしまう超強力農薬ということです。
そんな猛毒のラウンドアップですが、もっとも懸念されているのは発ガン性とされています。
ある調査によれはラウンドアップを使用している地域では非ホジキンリンパ腫というリノパ腺のガンがその使用量と比例して増加するとされています。
ほかにもたとえばフランスでは、以下のような訴訟が起こっているようです。
 
「フランスの法廷はフランス農民を除草剤による化学中毒にしたかどで有罪を宣告。」
 
フランスのカン大学の分子生物学者ジル=エリック・セラリーニ(Gilles-Eric Seralini)が率いた調査団の研究では、ラウンドアップには、一つの不活性成分、POEA(polyethoxylated tallowamine)が含まれていることが示されている。
セラリーニの調査団は、ラウンドアップのPOEAは、人間の胎児・胎盤・臍帯細胞にとって、グリホサートそのものよりも有害なことを証明した。
モンサントは、「プロプライアタリー(特許で保護されていること)」を盾にして、グリホサート以外のラウンドアップの成分の詳細を公表することを拒否した。
 
セラリーニの調査では、ラウンドアップの不活性成分が、人間の細胞に対する有毒性を増幅していることが判明した。
農場や芝生に散布する際の希釈レベルよりもずっと薄めたものでもそうだった。
調査団は、農業や芝生用で一般的な濃縮液から、店頭で販売されている商品の10万倍薄い濃度に至るまで、様々な濃度でラウンドアップを調査した。
その全濃度で、細胞へのダメージが確認された。
 
今、世界でも日本でも、食に対する独占と管理が進行しており、それをグローバル企業が利権欲丸出しで牛耳っています。
このままいけば日本の食もTPPとの兼ね合いで、必ず支配されるようになり、私たちが安全な食物を食べることはできなくなるでしょう。
皆さんが声を上げることなくして、この状況は変わることはありません。
 
<おかんと医者の社会科見学より引用>

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