【よしりん 講和 =世論(せろん)と世論(よろん)の違いからくる、原発や憲法などの意見の対立を科学する】よく、新聞などで『世論(よろん)調査の結果、憲法改正の反対派が圧倒的占めていることが分かりました…』などと掲載さるが、これは完全に情報操作である。そもそも、このような場合の『世論』の読み方は、『せろん』が正しい。『よろん』と読むときに充てる感じは『輿論』という熟語から来たものだ。『輿論』の『輿』の字は、神輿(みこし)の「こし」に当たり、「与」の本字である。意味は、『車軸の上に置いて、その上に人や物をのせる台』であり、意味が転じて『人や物を載せてかついで運ぶ乗り物』、さらにはここに皆のといった意味が生じ、ここから世間の人々の意見・考え」を指して『輿論』と呼ぶようになったのだ。古くより、中国では漢語として『輿論』という熟語が存在した。その語義を明代の『類書纂要』には以下の通りにある。

輿論とは、輿は衆なり、衆人の議論を謂うなり

と説明している。

そう、『輿論』とは、『人々の議論あるいは議論に基づいた意見』なのである。ヘーゲルの言った、アウフヘーベンと同じ意味だ。

あるいは、聖徳太子が604年に著した、17条憲法の『一に曰く…』と同じであり、明治天皇が1868年4月6日に明治天皇が天地神明に誓約した五箇条の御誓文の第一条『広く会議を興し、万機公論に決すべし』と全く同じなのだ‼

世論(せろん)は、世間一般の感情あるいは国民の感情から出た意見を表す。

もっとはっきり言ってしまおう。

愚衆の感情論だ‼

しかし、昭和21年に公布された当用漢字表に、「輿論」の「輿」という字が含まれなかったことから、「世論」の表記が代用されまったのだ‼

こんな経緯によって、『世論(せろん)』の読みが『よろん』の発音にあてられて、議論もしない愚衆の感情論の統計が取られてこれが新聞にあたかも輿論であるように情報操作されて載っているのだ‼

なんたる忌々しき問題だ‼

「せろん」と「よろん」は全く意味が異なる言葉だ。

こんなことは、小学生で教えることなのだ‼‼

小学校で、五箇条の御誓文や教育勅語を教えないから、こんな情報操作がマスコミによって、行われてしまうようになったのだ‼

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