世の中には、お金を持つのに相応しい人と持ってはいけない人がいる。

お金を持つのに相応しい人とは、信用の大切さを深く知らされた人であり、お金を持つべきではない人はお金があれば信用も買えると思っている人です。

お金で信用が買えると思っている人とは、お金の力で人が集まってくると思ったり、たくさんお金を出せば好かれると思っている人のことです。

そういう人は、信用を失うようなことをしても、人はお金さえ出せば、また集まってくると思っている人であり、お金さえあれば、時間をかけなくても人は信用してくれると思っている人です。

でも、信用とは、どんなにお金を積んでも得られません。信用を失わないように長い間、信用を築いてゆかなければ得られないものです。

だから、信用の大切さが深く知らされた人は、信用を築くことは難く、失うことは簡単だということを知っているので、信用第一で生きてゆくようになります。

でも、信用の大切さが分からない人は、信用を失うことをしても、すぐに人は私のことを信じてくれると思っています。

でも、現実は自分が思っているように、人は信じてくれないので、惨めな思いをしなければならないのです。

お金とは、信用を築いた人に自然と集まってきます。それは長い時間をかけて、この人なら信じられる人だと思われるようになって初めて集まるものです。

でも、信用を築いてない人がお金を手にすると、お金は簡単に入るものだと思って、信用を時間をかけてまで築いてゆこうとは思いません。

結果、一時的にお金を手にしても、その人に集まるのはお金目当ての人ばかり、結局、その人たちから好かれるためにお金を散財し、お金を失うのです。

そして、一度、お金の力で人が集まることを経験した人は、お金を失った後も、わずかなお金で人を動かせるのだと思って、お金を出したり、出さなかったりすることで、人を動かそうとします。

そして、本当にその人のことを心配して集まってきた人も離れてゆくのです。

信用のない人にお金を渡すことほど恐ろしいことはありません。

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