発達障害とは何ぞや③
 
自分が教育してきたことを棚に上げて、権威や通説に身をゆだねる親が、いったいどれほどの数いるのだろうということです。
その権威や通説が間違っていたらどうするのでしょう。
 
子どもが精神科に受診している場合、親がおかしいと思って連れていくケースがほとんどです。
保健士にいわれたであってもカウンセラーにいわれたであっても同じです。
百歩譲って最初はそれで精神科にかかってみたとしても、そこで子どもの異変に気づかなかったり、長年にわたり投薬を受け入れてきた親はいったい何を考えているのでしょう?
 
そして、そのことを指摘したときに親たちが行なう正当化は、目に余るものがあります。
「なぜ私たちが責められねばならないの?」「むかつく」「私たちは悪くない」「私たちは正しかった」……と主張するわけです。
子どもたちが今薬漬けになっているというのに、こんな発言をする段階で親の質が見えてこようというものです。
逆に言えばその親の罪を自覚できる家族はスムーズに薬を減らすことができるのです。
 
もちろんここには親だけにすべての責任があるわけではありません。
特に思春期を過ぎた子どもの場合、本人の行動や思想的な愚かさについても指摘されるべきです。
 
そこで必要なのは子どもと本気でぶつかりあおうという姿勢です。
親がどうあるべきかについてはいろんな考え方があるでしょうが、真に親たる存在というのは、子どもや家庭を守ろうと努力するものだと思います。
しかしその「守る」という言葉をはき違えている人が、今の世の中にはどれだけ多いのか数え切れないほどです。
甘やかすことが守ると同じだと考えている親、厳しくしつけることだけが守ると考えている親、金銭的にサポートすることが守ると考えている親、人間関係の問題を精神科に持ち込むことが守るだと考えている親、精神科医の言葉を疑わないことが守るだと考えている親、薬を飲ませてコントロールすることが守るだと考えている親、そんな話ばかりです。
これは単に精神医学や心理学が極悪というだけでなく、日本人の劣化、親たちの劣化という問題を考慮せねばならないのです。
 
<大笑い! 精神医学より引用>

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