苦しいからと言って、苦しみを煩悩で誤魔化していると、その時は楽になることができるが、心は苦しみに対して弱くなる。

その為、普通の人にとって大したことのない苦しみでも、激痛のように感じて苦しむことになる。

もちろん、そんな苦しみには耐えられないから、また煩悩を起こして苦しみを誤魔化してしまう。

そうすると、ますます心は苦しみに対して弱くなる。

結果、普通の人にとって何でもない人生でも、その中で生きてゆくことが生きづらく苦痛を味わいながら生きてゆかなければならなくなります。

でも、頭の中ではこの苦しみも煩悩で誤魔化せば楽になると思うので、苦痛を受けることが仕方ないことだと思えず、なんでこの苦しまなければならないのかと不満を抱えながら、それを我慢して耐えることになる。

結果、心を傷つけ、肉体もボロボロになってゆく。

苦しみから逃げたら幸せはない。

苦しみを仕方ないと受け入れ、なるべく誤魔化さないように生きてゆかなければ、人生は苦痛に満ちたものになってしまうのですね。

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