精神医療トリアージ
 
トリアージとは、人材・資源の制約の著しい災害医療において、最善の効果を得るために、重症度と緊急性によって治療の優先度を決定することです。
トリアージで誤解されやすいのは、優先度決定であって、重症度と緊急度決定ではないということです。
たとえ症状が重くても、もう助からないとわかっている場合は、助けられる可能性の高い患者を優先します。
 
ここで精神医学に関してトリアージを作成すると以下のようになるでしょうか?
 
・黒 (Black Tag) カテゴリー0
 さまざまな資料と事実を突き付けても、精神医学と精神薬を擁護し、薬漬けでいることを望む人々。被害者意識だけが肥大化し、問題の解決を図ろうとしない人々など。
・赤 (Red Tag) カテゴリーⅠ(最優先治療群)
 薬漬けの期間が長く、薬物性精神病のために認知力や記憶力が著しく落ちてしまった人々。長期的な入院などを強いられている人など。
・黄 (Yellow Tag) カテゴリーⅡ(待機的治療群)
 赤ほどではなく、まだ比較的会話や意思疎通などが成立する人々。精神科や精神薬について疑問を持っているものの、権威や医療への信仰が崩し切れていない人々。
・緑 (Green Tag) カテゴリーⅢ(保留群)
 精神科へ通院してしまったが、比較的早いうちに疑問を持ち、この本や他の情報を調べて考えようとしている人々。
 
日本に400万人近い精神科通院の方々がいますが、そのほとんどすべてが医原病であり被害者である、というのがこの本の趣旨でした。
それは間違いないことですが、このような本が出版されること自体、このように被害が広がっているということ自体、いかにあらゆる人が事情を知らず、協力者が少ないかということを物語っています。
精神科医で協力を申し出ている人など、当然2012年現在でも一人も存在しません。
まあ、精神医学を撲滅すべきと提唱している人間に、協力する精神科医などいるはずがありませんが……。
医師の中で比較的協力的でいてくれるのは、たとえば救急医、たとえば神経内科医、たとえば一般内科医、たとえば代替療法を使用している医師たちなどです。
またこの精神医学の諸問題に関しては、医師よりも医師以外の方が、圧倒的に多い人数で協力を申し出てくれています。
それぞれの力は小さくても組み合わせれば大きな力になるかもしれません。
しかしそれでも現在の被害状況をみると力としてはまったく足りないと言わざるを得ません。
 
一つの問題としてあげられるのが、被害当事者、被害当事者家族が自発的に行動するということが、非常に少ないことが挙げられます。
逆にいえばそのように仕向けているのが精神医学であるということもできます。
しかしいつまでもこの状態では解決の道筋は見えませんので、当事者の活動が今後重要になってくるでしょう。
 
このとおり、問題に取り組んでいる人は数少なく、黒(カテゴリー0)のような人を助けている余裕がないのが、現状です。
これはいくら非情といわれても仕方ありません。
私たちとしてはできるだけ赤や黄の人を助ける必要があります。
緑の人はちょっとした教育や知識、まさにこの本のような啓蒙で、この問題から抜け出すことができるのです。
 
<大笑い! 精神医学より引用>

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