■ユダヤ金融連合とD・トランプ。

ユダヤ金融連合

ロスチャイルド・グループによる先進各国の中央銀行支配を主体として、イギリスのシティ・グループ、米国のJPモルガンなど巨大銀行及びゴールドマン・サックスなどの金融系企業(株式・債券・通貨・不動産取引のブローカー業務、貸付・保険・投資銀行業務、プライベート・バンキング等)及び、各国の財閥、財団とこれらと深く関連するグローバル企業群の連合体を指す。彼らの社会的影響力は政治・経済の動向を左右し、政権人事にまで及んでいることから、この連合体は「闇の政府(ディープ・ステート)、あるいはその思想背景を表わす「シオニスト連合」などと呼ばれている。

ユダヤ金融連合とD・トランプの関係については、特に「秘密の書」を読まなければ知ることが出来ない話ではない。ネット上に公開されている情報だけでも十分に理解できる。以下はウィキペディア(Wikipedia)より引用。

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(前略)
(トランプは)1983年には、新興のプロアメリカンフットボールリーグであるUSFLのニュージャージー・ジェネラルズのオーナーとなった。1985年には、春夏制であったスケジュールをNFLと同じ秋冬制にし、NFLとの合併を目指すよう他のオーナーたちを説得する。だがNFLを反トラスト法で訴えた裁判は実りなく、USFLは1985年をもって消滅することになった。

それまでも、自身が所有するアトランティック・シティのカジノまでの間のヘリコプター会社も経営しているなど航空業界にも進出していたが、1989年には当時経営不振に陥っていた大手航空会社の1つであるイースタン航空のニューヨーク発(ラガーディア空港)のシャトル便路線網を買収して、自らの名を冠した「トランプ・シャトル」を興すなど他異業種への展開を進めた。

また、ニューヨークを代表する最高級ホテルの1つでもある「プラザ・ホテル」を1988年に買収し、買収後はホテル経営の経験のないイヴァナに経営を任せた。しかし、14パーセントという高い利回りの社債の発行を行った上に、回収すら難しい多額の投資を次々と行ったことや、重役3人をヘリコプター事故で同時に失ったこと、経営の専門知識がないどころか、学士号すらないイヴァナへ多くの実権を任せたことで経営が混乱したことなどがあだとなり、1990年にかけて巨額の債務を抱えることとなった。

父親から回転資金を僅かに受けたものの、1991年にカジノが、1992年にホテルが倒産し、また同年には不採算事業となっていた「トランプ・シャトル」や、鳴り物入りで手に入れた「プラザ・ホテル」も手放すことになった。なおこの前後には、自社にとって不利になる情報を書いたジャーナリストやメディアに対して訴訟を連発した。

さらにモデルのマーラ・メープルズとの浮気が発覚し、イヴァナとの間で離婚訴訟となった。この際に慰謝料を巡って裁判で泥仕合となりトランプとイヴァナの双方がメディアに情報をリークし合うなど、全米のメディアからの注目を集めた。なお1992年3月には離婚が成立し、1993年12月には子供を妊娠したことをきっかけにメープルズと再婚した。

1994年にこれらの資産を売って借金を減らして遊覧船事業と航空事業から撤退し、マンハッタンに所有する物件も多数を中国系の企業に売却した。現在も中国の銀行やゴールドマン・サックス、ドイツ銀行などから多額の借金を抱えている。しかし「トランプ・プラザ」や「マー・ア・ラゴ」など多くの物件は手元に残した。

この様に困難な状況に陥ったものの、トランプはロスチャイルド、ウィルバー・ロス、フィデリティ・インベストメンツに協力を交渉し、成功。これらの肝いりでこの危機を切り抜けた。また、資金調達のために「トランプ・オーガナイゼーション」のニューヨーク証券取引所への上場を行い、約12億ドルの調達に成功した。事業を自ら機関化したのであった。

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注・機関化=機関投資家
個人投資家らの拠出した巨額の資金を有価証券(株式・債券)等で運用・管理する社団や法人。つまりロスチャイルド資金はトランプ事業の株式投資と言う形で運用される。要するにそれまでは株式公開されていなかったトランプの事業株の一部をロスチャイルドが所有することで両者は共同経営者となっている。

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ウィルバー・ロスとゴールドマン・サックス

ウィルバー・ロスは1937年11月28日にニュージャージー州ウィーホーケンに誕生する。1962年にハーバード大学経営大学院を優等で修了し、経営学修士(MBA)の学位を取得した。フォールクナー・ドーキンス・サリバン証券社長等を経て、1987年から2000年までロスチャイルド・プライベート・エクイティ・ファンドマネージャーを務めた。2000年に投資ファンドのWLロス&カンパニーを設立し、CEOに就任。国際鉄鋼グループ会長、国際石炭グループ会長、インターナショナル・オートモーティブ・コンポーネンツ・グループ会長等を歴任し、繊維・直接投資・電気通信・石炭・鉄鋼など様々な製造業で業績の悪くなった会社を再建したことで知られる。その手法はレバレッジド・バイアウトに特化しており、複数の企業を苦しませた。

ウィルバー・ロスはトランプ政権において「第39代商務長官」に任命されているが、このトランプ政権の特徴は「将軍(General)」と金融大手「ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)」出身者、大富豪を意味する「ガジリオネア(Gazillionaire)」から抜擢、それぞれの頭文字を取り通称「3G政権」と言われる。元将軍、ゴールドマン出身者からは共に3人が起用される。

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ウィルバー・ロスもゴールドマン・サックスも、トランプに対しては多大な「貸し」がある。彼らがトランプ政権において優遇されるのは当然のことである。

(写真はトランプとウィルバー・ロス)

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