世間の人は新しいもの、新しいものを求めていますが、仏教は今あるものに目を向けて大事にする。

それがどんなに都合の悪い現実であったとしても、思い通りにならないことばっかだとしても、今自分にやってきたものを大事にして、そこから少しでも幸せにしてゆく。

人はお金が入ると欲が起きて、今まで欲しいと思わなかったものまで、手に入れようとするが、たとえどんなに珍しいもの、価値のあるものを手に入れたとしても、得られるのは優越感だけ、その人の幸福感は何も変わらない。

幸せとは、欲しいものを手に入れることによって得られるものではありません。今あるものを大事にして、自分の心から大事にしようという思いを起こし続けることによって得られるのです。

そういう意味で、幸せになるチャンスはどんな人にもある。

どんな人にも幸福の材料は揃っています。

後は自分の心がけ次第。

幸せを感じるのも不幸になるのも、私の心次第なのですね。

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