私財5000万円を投じ、地方新聞に子供のワクチン接種に懸念を表明する意見広告を連投している堤猛氏という人物がいる。なんと1か月に6紙である!堤氏は意見広告を出すに際し反感を食らうかもと覚悟したそうだが、結果として「よく言ってくれた!」と絶賛や激励の声が大多数だったようで、これが異論を許さぬワクチンファシズムに風穴を空けたのは間違いない。でもひとつだけ例の意見広告に対し、弟がワクチン接種をしてしまったというある少年から「抗議」の手紙があったのだという。

『●●新聞の意見を読みました。今頃このような意見を言われてもつらいだけなので、もう出さないでください。僕の弟は、ワクチンを打った2日後の朝、急に胸が痛いと言い始めたので、●●病院に行きました。色々検査しましたが、原因がわからないと言われ、何カ月も入院しました。お医者さんからはワクチンは関係ないだろうと言われましたが、ワクチンを打った2日後からいきなり痛くなったのだから、お医者さんはいいかげんだなと思いました。

弟は退院しましたが、今でも胸が時々痛いようで、ずっと学校を休んでいます。僕は、父からワクチンが危ないかもと聞いていたので打っていません。僕も弟に打たない方がいいと言っていたのですが、母がワクチンを打たないとコロナに感染するし、友達も打っているから大丈夫と言って、弟は母を信じてワクチンを打ちました。でも弟がこんな大変なことになっているのに、母はワクチンは関係ないと言って、父はそれが許せず、去年離婚しました。

この新聞(意見広告)を母に見せたら、母は最初この内容は間違っていると言っていましたが、どこが間違えているのかを聞いたら黙ってしまい、最後はずっと泣いていました。

どうしてもっと早く出してくれなかったのですか。
意見は遅すぎたと思います。もっと早く出ていたら弟は元気だったし、父と母も前のように仲良しだったと思います。今、出されても全然何の役にも立ちません。母が悲しむ姿を僕も見たくありません。だからもう、●●新聞には出さないでください。よろしくお願いします。』

少年のやり場のない悲しみが伝わってくる。この件で意見広告を出した堤氏に非はあるわけではもちろんない。会社社長とはいえ、どのような反響・効果があるかがわかず巨額を投じるのは想像も及ばぬ覚悟があったことと思う。ただ少年はこの世に生を受けて10数年で世界が暗黒に堕ち家族が分断されてしまったことについて、その悲しみや怒りをどこに持っていけばいいのかがわからないだろうと思う。だから少年に対し批判の矛先が違うなどとはあえて言いたくない。ただこれからを生きる若い世代が本当に不憫でならない。

コロナワクチンを「思いやり」だと言ったのは誰だった?「大切な人をまもるため」などと言ったのは誰だった?それを言った者たちはそんなふうに信じて家族を分断された人たちの悲痛な声が聞こえているか??「思いやり」は嘘だった!それは差別と分断を増幅させ、一生体に残るかもしれない苦しみをも残している。コロナワクチンは「大切な人を悲しみの底に突き落とすワクチン」であり、まだ尚その怨嗟は止むことがない。

https://www.facebook.com/100002871888351/posts/4599698446802506/