脂肪や油
 
人類にとっても動物にとっても脂は重要な栄養素なのだが、第二次大戦後の頃から脂肪は健康に良くないと言われるようになった。
これは日本に西洋的食事が入ってきたこととも当然関係している。
 
飽和脂肪を避けることが今の日本では基本的な健康法だということで認識されている。
しかしそもそもそれは正しくないのだ。
医者や栄養士はずっと脂を敵視するよう教えられているが、もっと脂とは何であるかを考えねばならない。
1950年代以降、我々が食べている低脂肪食品と、1950年代以降、発生した多くの健康問題の関係に誰も注目していないようだ。
 
どんな食べ物に、飽和脂肪が含まれているのか?
肉や酪農製品、植物ではココナッツやヤシ油(パーム油)などである。
人類は長い間飽和脂肪を食べてきており、古代の人々たちの方が現代人よりよほど現代病にはならなかった。
ここでも現代病という点がポイントであり、古代の人々はその社会状況も含めて彼らがなりやすい病気があった。
だから現代人が彼らのいいところを学びながら現代の有利点を加算すれば、本来彼らよりも健康になれるのは当然である。
しかし実際はそのようになっていないが。
 
低脂肪食品や甘味料に手を出してしまった段階であなたが健康になる可能性は極めて低い。
しかしこれらを現代で避けるのはそれもなかなか難しい。
バターよりも、水素添加された不飽和のマーガリンこそが問題なのだ。
発癌性物質アスパルテーム搭載の「ダイエット」食品ばかり食べるのは、健康そうに見えて地獄に突っ走っているだけだと知ることだ。
砂糖、塩、香辛料、人工着色料、甘味料、GMO(遺伝子組み換え)、その他ゴミのような化学物質が入っていないかくらいはチェックしても損はない。成分表示をチェックすべきだ。
 
1950年代以降、食品業界と政府によって、健康のためには植物性の不飽和脂肪が必要だとされてきた。
しかし実はその不飽和脂肪は安全でもなんでもない。
マーガリンというのは、本来、屠殺用の家畜を太らせるための二級のバターだが、実際、プラスチックとマーガリンは、分子一つの差しかない。
非常に安く大量生産できる物質であり、であるからこそ危険が多いものなのだ。
 
<医学不要論より抜粋>

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