食を見直すことは、地球を見直すこと
 
食を見直すというのは、単に食事を変えるだけの話ではないはずです。
何を選び、何をどう食べるのかを考え直すことは、生き方そのものを考え直すことにもつながっています。
 
古代民族をたびたび例に私は出してきましたが、古代の人も、家族との平和な団欒の空間を大切にしてきたはずです。
そして、自然のほんの一部を自然に感謝していただき、食べ、皮や骨まですべて利用し、自然と一体化して共存してきたのです。
動物愛護を叫ぶなら肉や魚を食べることを指摘する前に、食材廃棄やペット産業や動物実験や殺処分の方をまずは見直すべきでしょう。
そもそもベジタリアン文化を唱えた欧米人こそが、世界で最も人も動物も殺しつくしてきたのに、彼らが主張する人間として不自然極まりないベジタリアン文化に追従するなど、歴史を何も知らないと言っても過言ではありません。
今の文明はどこまでも崩壊し、欲望の権化となっています。
食の話は間違いなく、その人類の根源である欲望を内包しているといえるのです。
 
食を見直すということは生き方を見直すことだと言いました。
さらに言うならば、ひいては日本や世界、そして地球を見直すことでもあるのです。
食べるものを厳選し、食の量を減らし質を高め、そして大切な人と笑顔で囲む食卓。
それは地球をもとある自然に戻すための第一歩ともいえるのではないでしょうか。
 
<あなたを殺す食事生かす食事より抜粋>

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