モノラルレコードを聴くと細胞が元気になる

「左右違う音が出たら表現が広がる、立体感が出る」などの利点を重視して、1950年代からどんどん音源のステレオ化が進みますが、 モノラル(左右同じ音)のレコードの音情報を100とすると、ステレオ(左右違う音)にした場合、左右それぞれが50で50+50=100になるか?というとそうはならず、「左右違う音が30ずつ出る」ようになってしまいます。

 モノラルの場合、レコードの針が通る溝の谷が左右共に同じ形状のため針は左右の運動だけで済みますが、ステレオになると溝の左右の形状が違ってくるため、上下にも動かなければいけなくなります。モノラルで100だった情報量が、ステレオでは減り各50になるかと思いきや、余計な上下運動が発生するため30ほどになる。「左右共に100」だったものが、「左右違う音が出ているが30」のものになってしまっていたのです。

 現状、世に出回っているほとんどのレコードはステレオ音源なので、モノラルのレコードを聴くと、その音の情報量の豊かさに驚きます。

 加えて、長く音楽を収録できるという利点を重視して、LP盤(LONG PLAYING)が発明される以前のものは、相対的にSP盤(STANDARD PLAYING)と呼ばれるようになりましたが、LP盤が33回転(シングルのEP盤「EXTENDED PLAYING」は45回転)ですが、SP盤は78回転と高速(=早い方が情報量が多い)で溝も深く、針の太さはLP用25→SP用65μモノラルと直径2倍以上(こちらも太い方が情報量が増える)と、「とても収録時間が短い」という弱点だけでSP盤の方が情報量はとても多いです。

 SP盤→モノラルLP盤→ステレオLP盤と変わるにつれ、進化しているように見えますが、音の情報量は実はどんどん減っていっていると考えられます。

ピタゴラスも2500年前から音が病気を治すことを知っていました。
先日行った冬季ファスティング合宿でも毎日モノラルレコードとSPレコードを聴いていました。断食中のこうした自然の音は更に細胞が深く活性化するのが分かります。実際最終日に測定した検査でも皆さん有為に改善されていました。
是非皆さんも身体が喜ぶ音楽体験をしてみて下さい。

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