「医療化」という洗脳
 
これは食に対してもいえるが、では食を治せばすべてが治るかといえばそうではないこともぜひもう一度お考えいただきたい。
また食が医療に取り込まれるようになれば、実はそれは悲劇であることもお考えいただきたい。
それは食も含めて人々が医学にそうしてほしいと錯覚しているだけにしかすぎない。
今や医学の世界では精神医学を筆頭に、医学が医学を通り越して、世界中のいろんな問題を解決して、世界に幸福をもたらさねばならないかのような風潮が、あらゆる分野に浸透している。
このように社会的な様々な問題を医療が解決できないにもかかわらず、医療で解決できると考える概念を「医療化」と呼ぶが、食が医療に取り込まれてしまえばそれもまた「医療化」になりかねない。
医療や医学はもっと縮小して存在すべきであり、医者が主導して行うものではないことを念頭に置くべきだ。
食に関する問題は一般人が日々考えるようにならねばならず、仮に何らかの職業が入るにしてもそれは医師ではなく栄養士などが入る必要がある。
ただ、現在の栄養士ほど嘘つきな職業も珍しいので、このシステムと教育自体を変更しない限り、栄養士が普及することは好ましくないだろう。
めちゃくちゃな栄養学が浸透するくらいなら、何もないほうが大いにましであるというものだ。
 
<医者いらずの食べ方より抜粋>

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