一日三食
 
一つ提言しておかねばならない重要なテーマがある。
それは一日三食食べるという問題点だ。
これも古代の人々の食事を考えるうえで重要な問題点である。
結論から先に行ってしまえば一日三食食べると不健康になるということだ。
人々は必ずこの話をすると、え?という反応をするだろう。
なぜなら一般人にとって朝昼晩三回食事をとることは、ずっと推奨されてきたことだからだ。
 
これらが食料産業や栄養学者たちのプロパガンダであることは、ちょっと調べれば一目瞭然で分かることであり、それについてはぜひ調べてみてもらいたい。
ここでは有名な朝食有害説を紹介するが、ちなみに私は一日一食しか食べない。
その前は一日二食だった。
これは古代の人々の食べ方や野生の動物の食べ方を参考にすればわかる。
野生の動物はまず一日三回律儀に食べるなどということはしない。
特に肉食動物は狩猟だけでも一苦労であり一日に三食も食べることができない。
逆に草食動物はエネルギー維持のためにかなりの時間食事に使うが、これも律儀に食べるという法則はなく、また野生の草食動物(たとえばサバンナの動物)などは、いったん移動するような時期になれば当然食べることができない時期が訪れることになる。
彼らはそれでも肉体も精神も保てるような構造になっているのだ。
 
古代の人々も同じである。
インディアンやエスキモーやアイヌやアボリジニーの人々、さらにいえばその後の歴史の平安時代や江戸時代の人々でさえ、一日三食食べるなどということはなかった。
彼らは狩猟できた時にまとめて食べるということも多かったし、農耕が浸透してきた後の時代でも一日二食主義が一般的であった。
そして今から考えて「こんな程度・・・」という粗食な内容でも、現在のわれわれより健康な肉体を持っていたのだ。
 
<医者いらずの食べ方より抜粋>

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1232453660576552&id=100014357893194