無添加、無農薬、無介入
 
食の話の中でよく言われるのが無添加、無農薬、無介入(ホルモン剤や抗生物質などを使わないこと)などの重要性だがこれについては納得しやすい。
なぜならこれらはそもそも人類や動物の歴史に存在した食べ物ではないからだ。
しかし、一番良いのは本当に無添加、無農薬、無介入の食事を食べることなのだろうか?
一番は古い民族の食事を真似することが一番だろうか?
一番は日本の和食を重視することだろうか?
それはたしかに、現代の食事や食のあり方や古典的な考え方を鑑みればかなり良である。
しかしベストではないかもしれない。
仮にベストがあるとすればそれは「どんなものを食べてもまったく強靭でいられる」とか、違う例をあげれば「何を食べなくても生きていくことができる」というレベルではないか。
人間にはそんなこと不可能ではないか!と多くの人がいうだろう。
しかし実際のところ不可能ではない。
そうやって生きている人はたくさんいる。
ここで言いたいのはそれらベストかもしれないものが正しいということではなく、考えればより上の正しさやベストなどいくつも存在するということだ。
さらにいえば一理論によって食というものは規定されるものではなく、食ひとつとっても複数の理論や複数の概念が成立するという子音だ。
つまり食に対する「正の不存在」であり、これは食だけでなくすべてにおいてあてはまるということである。
それを科学的にこちらの食べ方がよい、こちらの食べ方が素晴らしいと主張すること自体のバカらしさを指摘している。
 
<医者いらずの食べ方より抜粋>

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