トクホ(健康保健用食品)
 
「健康保健用食品(通称:トクホ)」のドリンクなら安全・安心だろうなどと思っている人がいるようですが、これも大きな間違いです。
「トクホ」とは、1991年に創設された「保健機能食品制度」によって、消費者庁(2009年8月までは厚生労働省)の食品の有効性や安全性についての審査を経て許可された食品には「トクホ」のマークをつけて「特定の成分や効果」を表示することができる商品のことです。
実際のところ、詳しい研究や実験が行われているわけではありませんし、なかにはむしろ健康に悪影響を与える商品も存在します。
にもかかわらず、健康ブームに乗せて、「脂肪の吸収を抑える」「お腹の調子を整える」「食後の血糖値の上昇を抑える」といったうたい文句のトクホの商品がコンビニにはたくさん並んでいます。
 
その最たるものが、トクホマークの付いたコーラじゃないでしょうか。
まず、発ガン性の高い人工甘味料を使用している時点で、砂糖たっぷりのふつうのコーラのほうがまだましという意見もありますが、人工甘味料のほかにカラメル色素や酸味料、香料、カフェインなどが入っています。
これでなぜ「トクホ」なのかというと、脂肪の吸収を抑えるといわれている水溶性の食物繊維の一種である「難消化性デキストリン」が入っているかららしいのですが、それ以外は水と添加物なのですよね。
これで、なぜ国はこの商品を健康になる商品だと認可しているのか。
その意図について、私たちはもっと想像力を働かせて考える必要があるのではないでしょうか。
 
<あなたを殺す食事生かす食事より抜粋>

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