■橋下徹と山本太郎
巷ではこの二人の対決で盛り上がっているらしい。二人ともテレビの出身なので「セリフ」に感情を込めるプロの技術を持っている。見ている観客を楽しませるのが「タレント」の仕事。その意味で仕事に手は抜いていないようだ。
再度、同じことを書いておくが政界、財界、業界、角界、野球界などの「界」は「リーグ」の意味。リーグは「仲間たちで協力して仕事をする集団」の意味。
読売ジャイアンツは阪神タイガースが憎くて戦っているわけではない。両者が協力して観客を楽しませる「野球ショー」を行っているだけだ。スポーツ番組の人気が絶えないのは、人々が「対立構造」を好きだからである。料理でもクイズでも何でもかんでも「対戦・対決」にすることによって、番組の視聴率が跳ね上がる。
橋下も山本もプロの「ショーマン」なので、その戦いがつまらないはずがない。政界で暗躍している「プロデューサー」にとって、両者はありがたい素材（タレント）だろう。
「新選組」と「維新」・・（苦笑）
笑っちゃうようなネーミングだが、日本史を知っている人なら、この二つの単語が「対立構造」を示していことが理解できるはずだ。
巨人、阪神のどちらが勝っても世の中が変わるわけではない。同様に令和と維新のどちらが勝っても世の中は変わらない。「政治ショー」を存分に楽しんでくれ！
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