日本では放牧された牛を
あまり見かけないのは何故でしょう?
その理由は全農が乳業メーカーとの合意の上で
牛乳の乳脂肪分の基準値を『乳脂肪分3.5%』以上と決めたことに原因があります。
この3.5%という数値は、放牧牛からは生産出来ません。
狭い牛舎で密飼いし、濃厚飼料を大量に食べさせた牛からしか基準値に合格する乳は生産できないのです。
密飼いすれば、黙っていてもアメリカのトウモコシやコムギから出来た配合飼料が売れます。
またこの配合飼料には大量の飼料添加物が入っています。日本では122種類が許可されています。
防カビ剤、抗酸化剤、連結剤、乳化剤等16種類
ビタミン、ミネラル、アミノ酸等69種類
抗生物質、抗菌剤、着香料、旨味料、酵素37種類
そしてこれらが含まれた飼料を食べた畜産糞尿のコンポストが有機JAS認証の田畑にまかれます。
アメリカでは有機畜産の糞尿以外は有機栽培には認められていません。
暴利を貪る穀物メジャーはアメリカの余剰穀物を飼料として日本に売りつけます。
そして本来は日本の農家を守る立場にある全国農業協同組合連合会(全農)も相手側にまわり、このドル箱を手放しません。
今月末衆議院選挙です。
貴方の町には、日本の農政や食を問題視し、これらの改革を公約にしている立候補者はおられますか?
農に携わる人間として、日本の農業を安心して委ねられる方に、一票を投じたいと考えるのです。
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