【コロナの感染者数減少は、インフルと同じだ。】
これほど急速に感染が縮小した理由は諸説ある。27日の専門家組織会合では、感染者数の激増や医療逼迫の報道による人々の「不安感」が外出機会を減らし感染を抑えたと分析。また、ワクチン未接種者が多い30代以下が夜の繁華街を避けていることも、感染減少の一因になったと仮定する。政府によると、20~30代の2回接種率は35%前後にとどまる。
「いくつか推測はあるが、はっきり確信は持てない。なぜか解析したいが、分からないことだらけだ」。専門家組織の釜萢(かまやち)敏・日本医師会常任理事は率直に語る。政府は28日、宣言の全面解除を専門家に諮問する。感染の急速な縮小要因が明確でない中、釜萢氏は「政府が一切の制限なし(で解除)という案なら受け入れられない」と話す。(東京新聞より)
布施の感想、下のインフルエンザの図を見てください。2019年冬-2020年の春のシーズンを除いて、第6波と同じカーブです。
インフルエンザは、38度以上の熱が出てかかったり、免疫の強い人は、微熱やほとんど無症状で治ってしまう。インフルエンザワクチンが効いている人もいる。そうして、日本で集団免疫が、獲得され、春にはインフルは収束します。しかし、冬にインフルエンザの別の株が流行する。これを繰り返しています。
私もたくさんのインフルエンザ患者を診ているが、ここ10年はかかっていません。多分、軽くかかったこともあると思っています。
さて、コロナの第5波ですが、
私の周りでも7-8月にはたくさんの方がコロナになりました。本当にPCR検査で、コロナと診断された人もいますが、微熱であったり、ほとんど無症状ですんだりする人がたくさんいたでしょう。
私も今年のお盆休みに4-5日怠かったので、多分軽くコロナにかかったと思います。
高齢者などにワクチンが終了し、かかりにくくなったのも合わせて、集団免疫が完成したのでしょう。
しかし、コロナは変異しやすく冬に第6波が来るのも間違いないと思います。免疫のある人も軽くかかります。
変異ウイルスに対しては、ワクチンは弱いのも分かっている。
イスラエルの研究では、コロナ自然感染者との比較で、ワクチン接種後6~8ヵ月程経過した者との比較は、
接種した人はデルタ株に対して、
感染率で 13倍高く、
発症率が 27倍高く、
入院率は 8倍高いと報告されている。
ワクチンは、一部の液性免疫しかできないのに対して、自然にコロナに、罹ることはT細胞性免疫や他の免疫もできるので、変異株にも対応する能力がある。
一方で、コロナワクチンはあと、1,2回変異すれば、ほとんど無効になることも分かっています。
第6波が来ても、コロナウイルスも弱毒化して、数年後には、厄介な風邪の一つになると私は予想します。
ワクチンは強い免疫はできないし、副反応も強く反対である。
また、ウイルスに、軽く罹る機会を奪い、集団免疫の獲得を遅らせる自粛や人流抑制は大反対である。