四六時中つけているイヤホン、大音量での音楽試聴、常に騒音にさらされている環境、デジタル毒からの悪影響も含めて『難聴』に注意してください。下記の図はLancet2020の認知症のリスクにしめる環境要因の割合です。
この中で大きなパーセントを占める難聴は若いころからの生活習慣で耳を大切にしないと起こってしまいます。
しっかり難聴になってしまうと戻ることはむずかしくなります。
耳から入る情報は思っているより大きく、以前もトマティスメソッドについて動画を作成したのでもう一度見てみてください。
脳への刺激になり、神経可塑性に関わります。
難聴は刺激・栄養以外にも、他の方とのコミュニケーションができなくなったり、人間関係が悪くなる要素でもあります。
なってしまった方は補聴器をつけることも一つですが、高齢になってから新しく耳に何かをつけることを嫌がる方も多く、できれば予防していくことが大事ですね。
難聴を放置すると、認知機能の低下が32%速く進むJAMA Int Med 2013、65歳以上で難聴がある男性は、難聴がない男性に比較して3年後に要介護または死亡となるリスクが3.1倍になるBMC Geriart 2009との報告などからも明らかですね。
常にイヤホンをつけることは実はデジタル毒が伝わってきます。
もちろん直接携帯を耳につけるよりはましなのですが、要注意です。
トマティスメソッドについての動画 ドクター葉子チャンネルYouTube→https://youtu.be/p4M4muFspXk