人の傾向と古典的学問について
 
古来より世界中の文化において、人の傾向を分類しようと努力してきました。
これは科学的にもある程度は証明できるのですが、それよりも統計学として考えたほうが良いものです。
そしてその分野は世界にもいくつかあり、それらをいくつか学んでみると、ほとんど似たようなことをのべているのがわかります。
今日はその一つを紹介しましょう。
 
たとえばある考え方では人間は5つの基本的パターンに分けられます。
 
Aのタイプはスローペースでマイペース、とても真面目で何事も丁寧、理論的で頭でっかちでもあり何事も理解してから出ないと行動しない、シャイで小さな事にこだわり妄想にふける、傷つきやすく繊細で納得を重視し、几帳面で頑固だが従順なようにもみえ、「~~であるべき」がたくさんあります。
 
Bのタイプは真面目といえば真面目ですが疲れやすく、基本的には臆病で人前で話す事を避ける傾向があり、自尊心が弱く度胸が足りないことが多く、冷静で本から知識を吸収することが好きであり、性交後にとても体力を消耗したり異性を遠ざけたり、A以上に繊細だったりします。
肉体的には虚弱体質なことが多いようです。
 
Cのタイプは研究熱心で創造力が豊かであり、自分が興味のないことには無関心、自己中心的で収集癖があり見せびらかすのが好き、長い間立っていることが嫌いで部屋が散らかっていても平気、好奇心が旺盛で何でも知りたがり屋、エネルギーがどのタイプよりも高く活動的です。
不満や不平を言うことも多く賞賛されたいという考えも強いです。
 
Dのタイプは基本的に集中するとすごく集中しますが、すぐに開きやすい特徴を持っており、まるで夜空を彩る花火みたいな感じ、人々に強烈な印象をあたえますが、逆に本人も疲れてしまいます。
つまり一点で集中力を使うため集中力が持続しにくく、目立ちたがりでまつ毛が長く、変人といえば変人で器用貧乏だったりもします。
 
Eのタイプは物質主義的傾向が強く長いものに巻かれやすく、日和見的な考えを持っていて、楽天的で通常は利己主義で人との付き合いよりも自己満足を優先させ、他人に対して支配的になる傾向があり、他人に対して、無意味で根拠のない憎悪を抱くことがあり、食べているのに痩せていることがあります。
 
もちろんこれも基本中の基本なのでそこから枝分かれしていきます。
こういうのをいろいろ学ぶと面白いですね。みなさんはどれかに当てはまったでしょうか。
ま、自覚がない人も大勢いますしね。