【 牛乳 】

戦後になって日本に根付いてしまった毒の代表格が「牛乳」ですが、牛乳を子どもに与えるなどということは、まさに子どもを虐待しているに等しい所業です。

これは母乳を与えるなといっているわけではありません。

仮に母乳の出が悪いなら人工乳を使うこともあり得るかもしれません(この調製粉乳の中身が昨今最悪ですが)。

そうではなく離乳してから牛の乳である牛乳を飲ませるという問題について述べています。
特に今の牛乳は最悪です。

牛乳が体に悪いという説については、カルシウム・パラドックス、牛乳の蛋白(カゼイン)の問題、乳糖の問題、リン・カルシウム脱灰、マグネシウムの問題、ホルモン剤や抗生物質や乳牛へのワクチンの問題、無理やり妊娠させていることの問題、身土不二などを考慮して考えればよいでしょう。

牛乳をたくさん飲む人ほど骨量が少ないことが、世界中の多数の研究で証明されています。
また牛乳を飲むことで骨の問題だけでなく、様々な癌を引き起こすこと、ぜんそく、アトピー性皮膚炎、潰瘍性大腸炎などをおこすアレルギー体質になり易くなります。

知的障害や言葉の遅れ、意欲の欠如、カルシウム不足により落ち着きが無くなるなど、精神発達面にも害を及ぼすとされています。

ならばなぜ売られ給食に入っているかといえば、巨大な牛乳・乳製品業界が、財力にものをいわせて日本の政治的圧力や宣伝を仕かけてきたからです。

テレビのCMの3割近くが菓子メーカーや牛乳、乳製品メーカーとも言われていて、三大メーカーである明治と森永と雪印は、昔からやりたい放題やってきました。

この牛乳利権とまつわって制作されたものこそが「母子手帳」と「給食利権」になります。

昭和20~27年の占領期間中、保健所に勤めることのできた栄養士の条件は、乳業の専従栄養士であることでした。

昭和23年には「母子手帳」を乳業メーカーに作らせ、「牛乳(粉ミルク)を飲ませるように」と明記し、カバーには森永乳業、雪印乳業、明治乳業などのコマーシャルが載っていたのです。

日本人は世界で一番牛乳があわないといっても過言ではありません。しかし豆乳だからといって体にいいとは限りません。

豆自体の発ガン性やホルモン作用もそうですが、昨今は遺伝子組み換えや農薬の問題もやはりかんがみる必要があり、チーズだってアナログチーズなどが出回っている始末です。

いくつか語れない要素があるのですが、まずは牛乳が導入されてからの日本の歴史をかんがみてみることが重要です。