うつ病の治し方
 
世の中にうつ病という病名があふれてから10年以上たちましたが、本当はうつ病は治りやすい病気です。
しかしほとんどすべての人がその治し方を間違っています。
これは神経症であっても自律神経失調症であってもパニック障害であってもみな同じ、一番やってはならないことは精神科医に行き、心理カウンセラーにかかることです。
癌が西洋医学で治せないのと同じです。
 
食事を変えること、栄養の補給、休息、運動、代替療法の利用などやって無駄なわけではありません。
しかしそれらをやって良くならない人がいるのも事実であり、そのような人たちの多くが某医師のクリニックを訪れます。
その人たちがよくならない理由とは、やはりその人たちの根本的考え方であり、社会認識や医学や病名に対するとらえ方なのです。
 
某医師は日本における反精神医学者の筆頭ということになっていますが、治れば精神医学だって肯定します。
精神医学や心理学は治す気がないから否定するだけです。
向精神薬が麻薬や覚醒剤と同じなどというのは初歩であり、それを知っても直接は治りませんし、いきなり麻薬や覚醒剤をやめても治りません。
病名を捨て依存に対しての自覚がないといつまでも同じなのです。
 
具体的にこれをするとよくなりやすいとか、コミュニケーションを向上させるような方法論はあります。
しかし基本的な考え方が裏返ってない限り、具体的な方法論を教えても意味がないのです。
まずはうつ病という病名の無意味さを知ることです。
それが無意味であることが分かればうつ病が治るというのは、ある意味皮肉なことかもしれません。