日本原産・生産の野菜は世界で汚染物扱い!農薬の影響がひどく除去は必須!
2021年6月28日 2021年6月28日

今回は日本の農産物についてのお話です。

平成27(2115)年7月、イタリアのミラノでスローフード協会が主催した集いに、世界80ヵ国から6000人もの若い農業関係者が集まりました。
木村秋則氏が「21世紀は農業ルネサンスの時代だ」というテーマで、肥料、農薬、除草剤を使わない自然栽培で作ったリンゴの話を中心に、安心、安全な農業を復活させようというスピーチをしました。
すると講演後に、一人の若者が、日本の和食はとても有名だが、本当に安心して食べられるのか?日本では硝酸態窒素が多く含まれた野菜をいまだに売っていると聞いているが、なぜ日本人はそんなに無防備なのか、と聞いてきました。

あまり聞き慣れない言葉ですが、硝酸態窒素は多くの病気の根源とも言われている恐ろしいものです。
60年ほど前アメリカで、ある母親が赤ん坊に裏ごししたホウレンソウを離乳食として与えたところ、赤ん坊が口から泡を吹き、顔が紫色になり、30分もしないうちに息絶えてしまうという悲しい出来事がありました。
牛や豚、鶏などの糞尿を肥料として使ったホウレンソウの中に、硝酸態窒素が残留していたんです。

硝酸態窒素は体内に入ると亜硝酸態窒素という有害物質に変わります。
血液中のヘモグロビンの活動を阻害し、酸欠を引き起こし、最悪の場合死に至ります。
発がん性物質のもとになったり、糖尿病を誘発するとも言われています。

堆肥を十分に完熟させてから施せば問題はありませんが、未完熟の堆肥を使うと、とくに葉ものには硝酸態窒素が残ってしまい危険です。

Contents
1 日本の農薬使用量はアメリカの7倍
2 農業革命
3 化学肥料は邪悪の根源
4 世界に誇れる農産物を
(後略)