エントロピーとはなにか 
 
熱力学および統計力学において定義される示量性状態量というのが定義らしいがわかりにくい。
wikiでは大まかに「何をすることができて、何をすることができないかを、その大小で表すような量」と書いてある。
情報理論においてエントロピーは確率変数が持つ情報の量を表す尺度であるとも書いてある。 
 
こんなたとえで表現している文章もある。
カップに注がれているブラックコーヒーの中に、コーヒーミルクを垂らしたとする。
コーヒーミルクは垂らした直後は目で見て分かるほどくっきりと分かれており一箇所に固まっている。
しかし時間が経つにつれ混ざっていき、やがては区別が付かなくなる。
 
コーヒーミルクがまだ混ざっておらずコーヒーと分離している状態を、(その後の状態に比べて)エントロピーが小さいと言う。
時間の経過と共にミルクはコーヒーと完全に混合されるが、そうなった状態をエントロピーが大きいという。
エントロピーは「どれくらい乱雑か」の指標であるというのだ。 
 
エントロピー増大則とか熱力学第二法則と呼ばれるものも存在する。
「何かの現象が起こるとき、エントロピーは必ず増大する。また、勝手に減少する事は無い」という法則である。
ミルクとコーヒーが接触すれば、かならずそれらは交じり合う。
熱いものと冷たいものを接触させると、両者は最終的に同じ温度になる。
 
しかし実はこの法則に対しても異説があり、それは微生物が放射能の元素転換することと共通しているという説もある。
高嶋康豪博士の微生物複合発酵法を用いて、福島原発15キロ地点の立ち入り禁止区域の浪江町の元耕作地の土壌に含まれるセシウム134の放射能とセシウム137の放射能を、9月25日から10月14日の20日の間に、それぞれ11000ベクレル/kgを770ベクレル/kgに、26000ベクレル/kgを1800ベクレル/kgへ(分析機関:一般財団法人 東海技術センター)と除染した事等が実証された事が10月22日福島県庁の記者・TV会見場に於いて藤原直哉氏によって公表されている。 
 
ロシア科学アカデミー・スミルノフ物理学派と佐野千遥が、高嶋博士と共同で放射性物質の低温解体消滅の論証と実証の両方を、世界で初めて揃えた形で提起するとして発表を行っている。
これが結局現代の正統派物理学を否定する形となっているが、さらにいえばエントロピー増大則も否定する形になっているということだ。
 
彼らはエントロピー減少要因である磁気を見ず、エントロピー増大要因である電気しか見ない為であると主張する。
そして我々一般人に難しい話は分からないが、これを応用すればトリチウム汚染水の放射能除染が出来ることを、物理学的に説明しているのだ。
物理の難しい話は置いといてもこの話は、「放射能が根本から除染できる」という可能性を如実に示しているということだ。