ファイザーのワクチンの接種の対象年齢について、田村厚生労働大臣は、早ければ今月末にも12歳以上への引き下げが認められるとの見通しを示しました。
アメリカの製薬大手ファイザーなどが開発したワクチンは、接種の対象年齢が、日本では16歳以上となっている一方、アメリカなどでは、12歳以上となっています。
田村厚生労働大臣は、閣議のあと記者団に、12歳以上への対象年齢の引き下げについて、28日午後開かれる厚生労働省の専門家部会で議論すると説明しました。
そのうえで「安全性や有効性が確認されれば、早ければ今月31日にもワクチンの添付文書を改訂する見込みだ」と述べ、今月末にも引き下げが認められるとの見通しを示しました。
そして「なるべく早く、子どもにも接種できるよう、自治体に体制の整備をお願いしていきたい」と述べました。