司法制度について
 
精神医学は司法さえも支配しています。
もともと精神鑑定が重んじられるようになったのは、アメリカにおいてデビッド・バゼロン裁判官が法廷への精神医学介入を推し進めたことに拠ります。
1954年長年の犯罪歴と精神科治療歴があった23歳のモンテ・ダーハムを、精神障害であることを理由に無罪にしました。
この判決によって裁判制度における精神医学の位置づけが確立され、世界中がこの先例にならうことになったのです。
 
精神科医が犯罪心理の専門家を自称し、裁判制度に不可欠な存在となって以来、アメリカだけで18歳以下の薬物乱用者は290倍以上増加し、凶悪犯罪率は147%増加しました。
抗うつ薬によるコロンバイン校銃乱射事件などが後を絶たないことは、皆さんご存じだと思います。
毎年200億ドルを超える予算が刑務所と司法制度における精神医学の実践や治療に費やされていますが、常習犯罪率は60%を超えています。
 
翻って日本を見るとアメリカとは少し趣を異にしています。
精神障害者であっても有罪が確定していたり、近年では発達障害であることを理由に、むしろ通常より重い判決が出ているものもあります。
これは日本人の差別意識に精神医学がのっかった形といえばいいでしょう。
邪魔者、ちょっとでも変な人は即刻排除するという、日本人の悪しき面がでているといえます。
 
最も日本で問題といえば、精神医療にかかわる問題の医療裁判でしょう。
精神医療に関しては主観でやりたい放題ですから、裁判をする上でも原告側が医学的因果関係を証明するのが非常に困難です。
逆に言えば彼ら精神科医は、このことをわかっているからこそやりたい放題やるのだととらえることもできます。
 
<大笑い! 精神医学より引用>