『 YOUR LIFE IN YOUR HANDS 』
乳がんと牛乳−がん細胞はなぜ消えたか
⚫︎イギリスの地球化学研究者 
    ジェイン・プラント 教授 著 

42歳で乳がんになり、乳房切除、放射線照射、抗がん剤治療を経験したプラント教授は、持ち前の研究心で、自分の乳がんの原因を、科学者の眼で徹底的に省察して、その類い稀な帰納的推理力を駆使して、
「 乳がんは乳・乳製品によって起こる 」
という結論に到達。

2000年に、
『 YOUR LIFE IN YOUR HANDS 』( 日本語版『 乳がんと牛乳−がん細胞はなぜ消えたか 』)
という本を出版されました。

本文の内容を 原書を訳された佐藤章夫氏( 山梨医科大学名誉教授 )が「 訳者後記 」で簡潔にして、明確に説明をして頂いてありましたので、一部を抜粋して、引用・シェアさせて頂きます。( 以下 抜粋 )

『 プラント教授は、女性が乳がんになるのは人間が本来口にすべきでない牛乳・乳製品を飲み、かつ食べるからであると断じている。
そして、不幸にも乳がんになった人は、自分が乳がんになりやすい遺伝的資質( 体質 )であることを自覚して、牛乳・乳製品を完全に断つことを勧めている。

 ヘビースモーカーのすべてが肺がんになるわけではないのと同じ理由で、牛乳・乳製品を好んで口にするものすべて乳がんになるわけではない。
しかし、集団的レベルでみれば、牛乳・乳製品を多飲・多食する国々に乳がんが多いのは明らかである。

プラント教授が乳・乳製品を遠ざけることによって再発をくりかえす乳がんを克服したからといって、その方法がすべての乳がん患者に効果があるかどうかわからない。
だが、その提唱には十分な科学的根拠がある。
 
乳がんは不思議ながんである。
成人の固形がんはすべて高齢になるほど多くなる。
ところが、乳がんは20代~40代という、子どもを産める年齢の女性を襲う。
更年期前の女性の乳がんの発端はおそらく思春期にあるだろう。
思春期には初潮に先立って胸が膨らむ。
乳腺細胞が急激に分裂・増殖するからだ。
この分裂の際にDNAの複製エラーが起こる。
これが乳がんの発端である。
思春期に発生し、免疫の監視を逃れて体内に潜んでいたがん細胞が、分裂刺激を受けて増殖し、10年~40年後に「 しこり 」として触れるほどの大きさに成長するのである( 乳がんについて述べたが、このことは、卵巣がんと子宮体部がんにもあてはまる )。
 
 プラント教授の乳製品と乳がんに関する理論的展開はまことに明解である。
哺乳類の子どもは、生まれてから離乳するまでの短期間、母親のミルクだけを飲んで育つ。
ウシの子は母ウシのミルク( 母乳 )を飲み、人間の子は母親のミルク( 母乳 )を飲む。
牛乳も母乳も、タンパク質・脂肪・糖質・ビタミン・ミネラルという栄養素を含む単なる白い液体ではなく、生まれたばかりの子どもの成長を促す成長因子やホルモンを含む強力な生化学的液体( 白い血液 )である。
ウシの子は1日に1キログラムも体重が増えるほどに成長が速い。
したがって、子ウシの急速な成長を支えるために、牛乳には大量の成長因子とホルモンが含まれている。
このような強力な液体を成人が飲んだらどうなるか。
体内に潜んでいるがん細胞の分裂・増殖を刺激してがんの成長を促し、乳がんの治療を受けた人にがんの再発をもたらすことになる。』

💫 ボーケンサークル 💫
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