arise within you -4ページ目

甘かった
やめときゃよかった

闇に叫ぶ

両手合わせて
すくった中に
小さな輝き
大切なもの
だけど
傍にひとつ
小さな異物
これはなんだ
考えるほど
大きく育ち
絡みつく異物
それって
どういうことだ
迷いじゃない
答えは出てる
断ち切れる
はずなんだけど
どうして今
今なんだ
傷付けたくないんだ
誰であっても
些細なことなんだ
杞憂なんだ
大丈夫なんだ
でも
泣きたくなるんだよ
もしそうなら
こんなこと
不安になるんだよ
きっと
守りたい人が
一緒にいたい人が
やっと
想いを伝えたんだ
一歩
踏み出したんだ
これから
大変なんだ
そんな時に
こんなことってあるか
出来ればこのまま
もう何も
何も
何もしないでくれ
愛した人
愛してくれる人
なんで
なんで
同じじゃないんだよ!

映る姿

鏡の前に立って
姿形をよく見て
自分を認識して
それから
前に進むんだ
驕ってはならない
俺たちが進む道は
細くて脆い
綱の上
慎重に
慎重に
進まないといけない
それでも
落ちてしまうかも
しれないのだから
惑わないように
霞まないように
傷付かないように
傷付けないように
見下さないように
でないと
ふと
鏡の前に立って
見てみたら
自分の姿は
弱く
小さくなっている
それを認めて
どうか認めて
でないと人は
何者でもなくなってしまうのだから

不意に

あぁ
あいつに会いたいなぁ
話がしたい
思った通りにならなくても
話がしたいなぁ

虚は真か

群れから一羽
飛び立つ姿は
とても力強く
誰の手も借りずに
どこまでも
飛んで行ってしまいそう
自信に満ち溢れたその顔に
迷いなく羽ばたく姿は
輝ける明日へと向かうよう
王道を行くよう

ただし
気をつけて
注意深く周りを見てごらん
あなたの周りには
もう誰もいない
裸の王様
翼を失うその時
高く高く
ただ高く
飛び上がっただけの
あなたを待つのは
堕ちる恐怖
堕ちた痛み
ただそれだけ

そしてもう一度
注意深く周りを見てごらん
あなたは本当に
飛んでいますか
実は違う
あなたが見下している人たちは
あなたの遥か上を飛んでいる
地を這っているのは
あなたなのです

あなたの翼は
薄く脆くひび割れていて
その目は曇っている
あなたをそうしたのは
あなた自身
誰のせいでもない
否定し
傷付け
見下し
裏切った
その代償
あなたが輝くためには
その罪を
認めなければならない
償わなければならない
ただ
私にはどうにも
あなたが変わるとは
思えませんが

あなたは本当に面白い
勝手に飛び回り
勝手に堕ちていく
地を這っているのだけなのに
今はまだ幸せでしょう
しかし私にはわかる
そう遠くない未来
あなたは堕ちる
夢から覚める
私には確信がある
あなたには
あなたの思うほどの価値はない
特別なんかじゃない
恐らく
わからないだろうから
もうどうでもいい
ただし
今度仲間を傷付けたら
私はあなたを許しません
それだけは
覚悟しておいて

虚無の中

本当に
何だったんだろう
俺が必死になって
積み上げて
時間をかけて
考え抜いたものに
何の価値があったんだろう
どんな意味が
あったんだろう
こうして思うと
本当に
わからない
結局
はぐれてしまった
自らの意思で
孤独を選んだ
終わってみれば
何も残っていなかった
もう
駄目なのかもしれない
俺という存在は
この世界では
生きてはいけないのかもしれない
誰よりも真っ直ぐに
進んで来た自信があった
他の誰よりも高く舞い
誰も手の届かない場所にいると
思っていた
それがとても
誇らしくあり
それに陶酔し
唯一無二の力だと
思っていた
ただそれが
否定された
違っていた
俺は
身の程を知らなかった
裁量を超えてしまった
手段を
選ばなかった
それが

犯した罪
だけど
もういいんだ
その罪が
償われることは
無いのだから
だからもう
いいんだ
俺の心は
もうずいぶん前から
壊れてしまっているのだから

悲劇の幕

悪は俺か
敵は俺か
そう
わかってしまった
繰り返してしまった
事此処に至り
明るみになり
照らされたのは
俺だった
覚悟はしていた
予想もしていた
ただ
覚悟が足りなかった
予想外だった
しかしそれはもう
俺にとって
どうでもいい事だった
終わり方なんて
どうでもいいんだから
もう二度と
会う事もないんだから
どう思われようが
それは
意味を成さないんだから
気付いていた
偽りだと
敵同士なんだと
薄々
感付いていた
出来れば
争いたくはなかった
でも
もう遅い
悲劇の幕が下りる
その最中
始まってしまった
もうひとつの悲劇は
誰にも止められない
決して感動的になんか
終わらせない
誰にどう思われてもいいから
最後まで
自ら幕を引いた
その最後までは
決して曲げない
譲らない
だから
さよならは
言えない
俺は
悪なんだから
その性質は
何かを変える事が
出来るかもしれないから

逃げたのは誰

噛み合わない欠片
その片方は崩れ去る
それは俺
無念だった
諦めてしまった
それについて
理由を並べることは容易い
正当化することも出来る
正しいのは俺だから
でも
今更そんなことしても意味がない
変わらないんだから
それはわかった
痛いほどに
だから
黙って消えたい
でも
苦しんでいる仲間もいる
見捨ててしまった俺にも
出来ることがあるはずだ
どうすれば
わかってくれる
迫る危機に
駒を並べて
自分は逃げる
高みの見物
王様気取り
そんなんで誰が慕う
誰がついて来る
王なら
誰よりも戦って
傷付いてでも
立ち向かわなきゃいけない
そういう世界
それがわからないお前達に
未来は無い
だから俺は軽蔑する
その報酬を蹴ってでも
もう俺は
一緒にいたくないんだ

軽蔑の眼差し

日々
穏やかに
緩やかに
確かに
前へと進む
時々
感情剥き出しで
変化を望む
それの
何が駄目だっていうんだ
別に
俺が正しいって
そんな自身は無い
だけど
今の状況
お前達の考え方が
正しいとは思えない
本来
俺達は
助け合わないといけないんだ
足の引っ張り合いなんか
してる場合じゃないんだ
お前達に
その気持ちが感じられない
お前達を
軽蔑する
お前達に
信念はあるか
理想はあるか
それが無いなら
もう二度と俺に
関わらないでくれ

反逆者

主は変化を望まない
故に
大きな傷を負った
仕える者も
同じように
成長を望まない
それは
私との間に
大きな隔たりを生んだ
意識が足りない
現状を維持しようとするなら
変わらなければいけない
それが
わかっていない
だから
わからせてやるんだ
どんな手段を使っても
めちゃくちゃにしてやる
残された時間で
私はまた
罪を犯すかもしれない
しかしそれでいい
これは
主に対する
消えゆく者の
最後の反逆
その始まり
私は
変化を望む